今東アジアがきな臭い状況になっていますが、今こそ信仰者の祈りの力ではないでしょうか。2017年世界仏教大会INソウルが9月7日に開催されますので、私も出席して、世界中からやってくる仏教者ととともに、平和への祈りを捧げたいと思っています。
慈覚大師円仁様のために働いてくれたのが朝鮮族の近衛将軍李元佐でしたから、天台宗の僧として私は、韓国には親しみを覚えてなりません。李元佐は円仁様の大変な協力者でありました。信仰者としての仁徳もあって、円仁様との別れにあたって「来世で和上の弟子になりましょう」と述べたのでした。日本への仏教伝来に関しても、公伝では552年に百済の聖明王が使いを遣わして、仏像、経論を伝えたといわれます。年代については様々な説がありますが、朝鮮半島経由であったことは確かです。訪韓は今度で二度目ですが、慶州では石窟院などの仏教の史跡を見て回る予定でおります。
9月6日に訪韓し、9月9日に帰国するという慌ただしい日程ですが、帰国後はすぐに皆さんにご報告いたしますので、何卒よろしくお願いいたします
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