4本歯はたいして重くもないし、かさばらないから重宝する。ちょっと雪が着いていそうだなというときに躊躇なくザックに入れていける。ただ使わないことが多いのが玉に瑕か。
今日は、もしかしたら雪があるかもと景信山に4本歯アイゼンを持っていった。ダブルストラップの安いやつだ(2番目の写真)。いつものように、どうせ使わないだろうと思っていたのだが、案に相違して大活躍となった。昨日あたり降ったのか、あるいはこの間の大雪のなごりなのか、登山道には予想以上に雪があった。
山の神のワンストラップ4本歯は、はずれまくった
山の神が使っているのは、ワンストラップの4本歯。装着はいたって簡単だが、その分外れやすい。今日は何度も、山の神の「また、とれちゃった」で足止めを食った。じつは、山の神の持っている4本歯のアイゼンは初めて見るものだった。こんな形状のアイゼンがあったのかと驚かされた。見るからに華奢で、機能性を疑うつくりだ。十数年前に購入したといっていたが、とうの昔に絶滅しているんじゃないかと検索してみたら、大ハズレで現役だった。
私が使っている4本歯。4本の歯以外にも爪がついている
簡易アイゼン、4本歯とはいえ、きちんと登山靴に装着できなければ、無論役に立たない。少なくとも普通に歩いてはずれないダブルストラップじゃないとと考えるのは私だけだろうか。