目指せ! 標高1122メートル

山の神にお供して歩きつづける、ある山のぼら~の記録。ネイチャー、冒険の本もとりあげるよ。

芦ヶ久保から丸山

2013-03-16 | 山行~奥多摩・奥武蔵

000img_6531標高 960m 埼玉県

2013年2月24日(日) おおむね晴れ 

メンバー 山の神と私

コースタイム 9:30道の駅果樹園あしがくぼ9:43--10:00分岐(国道299号より左折)--10:38 550m近辺(竹林地帯)休憩10:47--11:23大野峠11:30--11:58丸山山頂(昼食)12:38--14:00道の駅果樹公園あしがくぼ

当初は奥日光方面へスノーシューだと、計画していたのだが、仕事が繁忙期につき、ちょっとよれていた。体力的にキツそうだから、方針転換し、近場の陽だまり山行にしようと出かけたのだったが……。

7:25家を出発し、高速を使わずに下の道を所沢経由で行く。国道299号に入ると、信号も少なくなり、ストレスなく走れる。途中コンビニで買出しをし、道の駅果樹園あしがくぼには、9:30に到着した。気温は3℃しかなく、車から降りるとかなりひんやりしている。まだ観光シーズンには、早いからか、駐車場は比較的空いていた。山の格好をしたグループが先行して出発していくのが見える。

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左:道の駅果樹園あしがくぼ 右:国道299号から左に入っていく

9:43山の神と私も道の駅を後にする。国道299号沿いにしばらく歩いていく。そろそろ左に折れる頃合だと時計を見る。釣堀を過ぎるとすぐに、間違いようのないくらい目だつ道標が出てきた。

左に入っていくと住宅がまばらにあって、すぐに山道になる。杉の林がしばらく続く。今年はありがたいことに花粉がなかなか飛散していないが、この日も葉を赤くしている割には、目や鼻を直撃しては来ない。横移動をしばらく続ける。

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左:大野峠の東屋 右:パラの発進場。とても見晴らしがいい

杉林のなかで、ひと際青々とした竹が群生している箇所で、ちょっと休憩をとる。再び歩き始めると、急登に入る。薄暗い道をぐんぐん高度をかせいでいくと、突然車道に突き当たる。大野峠だ。山に上がっていく舗装路は雪がしっかり着いている。どこへ向かったのか、わだちが残っていた。

大野峠の東屋でお茶を飲んで出発する。峠からはいきなり急な上りとなる。しかしすぐにパラグライダーの発進場が現れた。見晴らしもよく、日向ぼっこには、もってこいの場所だ。すでに昼時だったので、お弁当を広げているパーティや単独行の方がいた。

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左:明るく快適な道 右:丸山山頂の展望台

ここから丸山へは、快適な道が続く。ハイカーも多く、何組かとすれ違う。正午ごろ丸山山頂に到着した。だいぶ雪が残っていて、さらには風が強く吹きつけ、とにかく寒い。展望台の建物のなかで、風をやり過ごしている人もいた。山の神と私は吹きさらしのベンチで昼ごはんとなった。

寒いと食べる速さも自然と上がるのだが、火力が弱かったせいか、お湯がなかなか沸かずにじれていた。おにぎり二つを食べ終えてもなお、沸騰しない。水を入れすぎたかと、今さらといいながら、少し水を捨てる。

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山肌を削られた武甲山

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榛名山系を望む

07img_6539泡がちょっとプクプク出てきた頃、沸騰したことにして、スープや味噌汁にお湯を注いだ。もたもたしているうちに山頂にいた人たちは続々と下山していく。人がいなくなると、余計寒さが身にしみてくる。風は相変わらず強い。

しかし目の前には、風などものともしない秩父の主、武甲山がでんとある。日本の山ではないようなこのピラミッド形状は、痛々しい感じもあるが、人工的な美を備えているともいえようか。

12:38下山開始。雪をなめてくる風が体を冷え込ませる。そもそも雪なんてないだろうと、タカをくくっていたのだが、予想外に大量に残っていた。山頂でアイゼンを装着している人もいるほどだ。山の神と私は、アイゼンをつけるほどではないと判断したのだが、やはり雪のついた下り斜面は、非常に歩きにくかった。中途半端に雪がついているところは、本当に厄介だ。

下っていくうちに登山道の雪は消えた。そのうち車道に出て、目の前に果樹園。そこからはもう道の駅が見えている。日向山のほうから下ってくるパーティが追いついてくる。14:00道の駅に無事到着した。地場の野菜を買って家路につく。今晩のおかずねと山の神。早く家に帰って風呂だと、圏央道、狭山日高インターを目指した。

コメント
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