竜ヶ岳 標高 1485m 雨ヶ岳 1771.7m 山梨県
2006年11月5日(日) 晴れ
メンバー 山の神と私
コースタイム 7:55浅間神社手前の広場8:05--貯水池--8:52端足(はした)峠手前9:04--端足峠--9:45竜ヶ岳山頂9:58--10:24端足峠--10:57休憩11:06--11:45雨ヶ岳山頂(昼食)12:25--13:20端足峠13:30--14:15浅間神社手前の広場
山行記録をアップする順番が逆になってしまったが、この2006年に竜ヶ岳を訪れたあとに、2010年にコースを変えて竜ヶ岳を登っている。竜ヶ岳は山頂が広々として気持ちのいい山で、いずれ再訪をと思っていた。2010年は行く前にググって、石丸謙二郎さんが2週連続で登ったという記事を発見し、さらに登高意欲が高まっての登山だった。
さて2006年の山行記録である。5:30に家を出発し、中央道に上がる前にコンビニで買出しをした。談合坂SAで朝食をとり、河口湖インターへ向かう。出発時には曇っていた空は、すっきりと雲がとれ、青空に変わっていた。
左:浅間神社鳥居 右:フェンスで囲われた貯水池付近。「東海自然歩道」「熊注意」の標示があった
最終トイレ、道の駅朝霧高原で一息ついてから、登山口へ車を走らせた。8:05浅間神社手前の広場に車を停めさせてもらい、山の神と出発する。舗装された林道を進んでいくと、別荘らしき家が2軒出てきて、なぜ、こんな場所にと驚かされる。そこからすぐに貯水池に到着した。
左:気持ちのいい里山の道 右:端足(はした)峠
東海自然歩道に入る。案内板の辺りに、何の作業員かはわからないが、軽トラ5,6台でやってきて集結している人たちがいた。これから何を始めようというのだろう。彼らを横目に先に進む。気持ちのいい里山の道を歩いたかと思えば、杉林に変わり、杉林を抜けて雑木林になったかと思えば、また杉林に戻る。ずっとほのぼのとした里山の道がいいのだけれど、そんなに都合よく登山道はつけられていない。
しばらく上りが続き、息を切らしながら、端足(はした)峠はまだか?と山の神と話していた。時計を見ると、そろそろ歩き始めて50分。休憩にしようかと、腰を下ろした場所は、峠からほんの手前のところだった。休憩後歩き始めてすぐに峠に出て、なあんだとなった。
左:見上げれば竜ヶ岳 右:見下ろせば貯水池
峠からは階段で急な登りが続く。ふと視線を下方にやると、先ほどわれわれがいた貯水池が鏡面のように四角く光っていた。
笹原の中の竜ヶ岳直登コース
開放的な笹原の中を登っていくと、樹林帯に入り、9:45突然山頂に達した。こんなに早い時間帯にも関わらず、山頂は登山者、ハイカーで賑わっていた。休憩していると、さらに続々と山頂に上がってくる。お手軽に登れて、最高の富士山ビュー、そして広々とした宴会向きの山頂だから、人気が高いのだろう。
竜ヶ岳山頂からの圧巻の富士山
9:58端足峠に向けて山の神と下り始めた。おばさんたちのパーティが後ろからついてくる。こちら側に下る人たちもいるのかと思わず振り返ってしまった。
左:雨ヶ岳への登り返しで、バテバテになった山の神 右:雨ヶ岳山頂
10:24下りきった端足峠でお茶を飲み、再び雨ヶ岳へ向けて登り始める。しかし日頃の不摂生がたたったか、そこから30分程度の上りで、すっかりバテて、再び休憩にした。休んでちょっとは元気が出て、だらだらと続く急登をこらえていく。だがちょっと元気が出たのは私だけで、ふと気づくと、山の神は急激にペースダウンしていて、いつの間にかはるか後ろをよろよろと歩いていた。それでも11:45何とかこぢんまりとした雨ヶ岳山頂に到着した。山頂にはぽつねんとおじさんが一人いるだけだった。雲がだいぶかかっていたが、ここでも富士山が出迎えてくれた。
腹が減ったねと、ここで山の神と昼食にする。しばらくすると、ジモティらしきご老人たちが上がってきて、やはりここで昼食となった。耳が遠いのか、大音量で会話を始めたのには閉口させられた。
雨ヶ岳山頂からの富士山
12:25山頂を後にする。エネルギーを充填したおかげで元気が出て、サクサクと下り、13:20端足峠に到着した。10分ほど休憩したのち、最後の下り。駐車した広場には14:15にたどり着いた。
樹間から本栖湖
帰途は、道の駅朝霧高原に再び寄って、今度はコーヒー休憩。まったりし過ぎて道の駅を出たのは14:45になっていた。その分渋滞も激しくなり、家に帰ったのは18:00を優に回っていた。
参考:2010年6月の竜ヶ岳山行http://blog.goo.ne.jp/aim1122/e/b0154c2dbaf13e9aba8afe3458fec48c