2007年に山の中で拾った古銭2枚。「開元通寶」(左)と「寛永通寶」
2007年6月17日(日)鉢伏山から二ツ山に移動中に、私は「開元通寶」を拾った(参考:当ブログ「鉢伏山&古銭を拾った二ツ山」)。上の写真の左側の欠けたやつだ。そして同じ年の8月26日(日)今度は山の神が日光白根山へ登っているときに「寛永通寶」を拾った。山の神の古銭を拾いたい、見つけたいという念が通じたのか、あるいは絶対見つけるぞと地面を凝視していたのかはわからないが、偶然同じ年に山中で古銭を拾うという僥倖を得た。古銭を拾ったのは、後にも先にもこの年だけだ。
山の神が寛永通寶を見つけたのは、日光湯元温泉スキー場から荒れ荒れの登山道を上がっているときだった。台風なのか、豪雨なのかはわからないけれど、土壌が削られて埋もれていたものが、ひょっこり顔を出したのだろう。かなりの斜度の場所で、否が応にも地面に顔が近づいたから、もしかしたら必然(運命?)の出合いなのか。
山の神は文字通り「寶」として、いま厳重に保管している。
また古銭を見つけたいけど、そうは問屋が卸さないか。