掃部ヶ岳 標高 1449m 群馬県
2022年5月6日(金) うす曇り
メンバー 山の神と私
コースタイム 9:05高崎市林間学校榛名湖荘(旧国民宿舎榛名荘)前の無料駐車場9:25--9:55硯岩--10:00硯岩分岐10:15--10:57掃部ヶ岳山頂11:08--地蔵岩--11:38西峰(昼食)12:26--12:52掃部ヶ岳13:01--13:35硯岩分岐13:45--14:03駐車場
今回は3月につづく腰痛リハビリトレッキング第2回目。だいぶコースタイム短めで計画を立てたのだが、、、
前泊はコンフォートホテル前橋。前もって買っておいたコンビニパンで山の神と朝食をとり、7:30頃ホテルをチェックアウトした。前橋の市街地を抜けていくが、GWとはいえ、はざまの平日であって通勤の車が結構走っている。目指すは旧国民宿舎榛名荘、いまは高崎市林間学校榛名荘前の無料駐車場だ。
左:高崎市林間学校榛名湖荘前駐車場(奥にトイレ) 右:榛名湖荘看板の奥に登り口
九十九折の道を上がり榛名湖へ。9:05停められないかもしれないなと思っていた目指す駐車場に、まったく問題なく車を置けた。久々の山行かつコースタイムが短いことも影響してか、準備にもたつき、山の神と駐車場を後にしたのは9:25になっていた。
榛名湖ビューの国民宿舎「榛名荘」は一度泊まってみたかったのだが、泊まらないうちに看板が変わってしまったのは残念だ。それはさておき、榛名湖荘看板の奥に掃部ヶ岳の登山口がある。さっそく後からきた若者2人組に道を譲る。
左:笹原の道を行く 右:掃部ヶ岳・硯岩分岐
登山道に入り笹原の新緑の道を上がっていく。あっという間に硯岩の分岐に出て高度を稼ぐと、硯岩そして榛名湖が眼下に水をたたえていた。せっかくの絶景なのに、山の神は岩場はパスといって、手前で足を止めてしまった。
高度感抜群の硯岩
硯岩から榛名湖を望む。真正面に榛名富士
左:山の神は硯岩手前で登高終了 右:硯岩分岐から再び笹原の道になる
もったいない。でも硯岩手前でも十分に景色は楽しめるか。
私は山の神のところまで引き返し、先ほどの分岐まで戻って休憩することにした。分岐で長めの休憩をとり、10:15歩き始めると、再び笹原の道になった。
左:オオカメノキ 右:階段の道になる
オオカメノキの白い花を愛でつつ進むと、やがて延々と上へとのびる階段が現れる。山の神と黙々と登って10:57やっと掃部ヶ岳山頂に着いた(冒頭写真)。意外にも登山者は1人しかおらず、静かな山頂だった。
掃部ヶ岳山頂からの眺望。榛名神社らしき建物が見えている
肝心の山頂からの展望は、榛名湖の反対側が少し開けているのみで地味だった。あのすり鉢状の山は何だろうと私がつぶいやいていると、横から山の神が遠くに見える建物を指さして榛名神社じゃないかしらと、ずっと右奥(上の写真)のほうを見ていた。
左:西峰へ向けて下り始める 右:道標にうっすらと「地蔵岩」の文字
11:08西峰へ向かうために山の神と腰を上げた。笹原を下っていく。どんどん下っていく。突然山の神が、ずっと下りでおかしいとのたまい立ち止まって地図を広げた。間違いないよと私。試しにその場所からさらに下っていくと、地蔵岩と書かれた道標が出てきた。振り返ると藪の向こうに地蔵岩が見えた。ほらね、と私。しかしここまで歩いてまだ地蔵岩ということは、西峰はまだまだ遠いということに気づいてガックリくる。
地蔵岩
えいやと最後にひと登りして西峰。結局30分もかけての西峰行きとなった。
左:西峰到着 右:西峰から榛名湖
西峰には登山者は皆無で、山の神と山頂を独占してお昼にした。山頂は気持ちのいい風が吹き抜けていく。
12:26西峰を後にし山の神と笹原を戻り始めるが、誰とも出会わない。12:52掃部ヶ岳に戻り小休止。座っていると温かい風と冷たい風が交互に吹いて季節の変わり目を感じる。
左:掃部ヶ岳を振り返る 右:稜線の向こうに杏(すもん)ヶ岳
掃部ヶ岳を下り始めると、登ってくる単独者や夫婦とすれ違った。この時間ということは、縦走してきたのか。
硯岩分岐あたりで私の右足のかかとが悲鳴を上げ、最後の休憩とした。右足の腱がいかれているのか、かかとに来るという新たな事態。まだまだ腰痛リハビリ山行の道のりは遠そうだ。山の神と駐車場に戻ったのはすでに14時を回っていた。