目指せ! 標高1122メートル

山の神にお供して歩きつづける、ある山のぼら~の記録。ネイチャー、冒険の本もとりあげるよ。

蓑山ハイキング

2014-04-12 | 山行~奥多摩・奥武蔵

標高 586.9m 埼玉県

2006年4月9日(日) 晴れ

メンバー 山の神と私

コースタイム 10:15皆野駅10:25--11:10分岐11:20--美の山公園--12:00展望台--昼食13:10--和同開珎記念碑--14:10黒谷駅

家で朝食をとって7:00少し前に出発した。予定の電車に乗り遅れるかと小走りに駅に向かう。それでもコンビニに寄って買出しだ。選んでいる余裕はないから、目に付いたものをかごに放り込んでいく。コンビニから駅に駆け込んでギリギリセーフだった。

池袋で急行に乗り換える。前4両が寄居行きで、後ろ4両が三峰口行きになっていた。気をつけないと、違うところへ行ってしまう。寝ているうちに西武秩父駅に着いた。駅を出て秩父鉄道御花畑駅へ移動する。

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左:秩父鉄道皆野駅 右:分岐(左へ行くと蓑山神社、右へ行くとまっすぐ山頂へ)

皆野駅には10:15到着。思いのほか長旅だった。駅からしばらくは車道歩きになる。国道140号を横断し、上りの道を進んでいく。えーこんなところまでと驚くほどの傾斜地に家が建てられていた。この道はとにかく歩きにくく、風景といえば目に入ってくるのものは杉ばかり。しかも手入れがなされていないから、気持ちのいいものではない。

やがて分岐が出てきて、ベンチに腰を下ろした。

003p4093113 蓑山(蓑)神社参道の階段

分岐からすぐに蓑山神社の参道になる。鳥居の先に長々と続く階段は一見の価値ありだ。だれもいない階段を山の神とスタスタと登って行く。お社の入口には、「珍百景」でとり上げられたあばらが浮き出たガリガリの狛犬がいる。飢饉のときにつくられたのだろうか。

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左:展望台。山の神とおばちゃんたち 右:武甲山と秩父の街並み

すぐ美の山公園に入り、親鼻からのびる関東ふれあいの道と合流する。親鼻からの道のほうがよさそうに思えたのは、隣の芝生ということか。

公園内を歩いていると桜の木が多くあることに気づかさられる。咲いていれば壮観なのだろうが、残念なことにまだお預けだった。それでも行楽客は多い。これで咲いていたらすごい人出になったのだろう。

12:00展望台にあがる。遠くにすぐにそれとわかる武甲山を望めた。じっとしていると、風が冷たい。

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左:行楽客でにぎわう美の山公園 右:蓑山山頂から黒谷駅へ

公園の陽だまりを探して、昼ごはんにした。食べながら山の神に、蓑山といっても、ここはただの公園なのかねえと話しかけ、地図を改めてみるとやはり蓑山は公園内に没していた。山の神はまったく意に介さず、おにぎりにパクついている。今日は山登りというよりは、ハイキングだったのだ。

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和同開珎記念碑。右側は、「和銅開寶」としている

13:10下山開始。風が通らない日当たりがいいところは暑いくらいなのだが、日陰に入ると冷んやりする。暑かったり寒かったりで困ったものだ。途中和銅採掘跡に立ち寄った。まず石碑(右上)が出てくる。そこから少し下ったところには貨幣そのままの形状の巨大な記念碑がどうだとばかりに設置されている。観光客が入れ替わり立ち代わり記念撮影していた。

14:10秩父鉄道黒谷駅に到着。西武秩父駅に移動し、早く帰ろう、楽して帰ろうと奮発して特急券を購入した。空席は意外にあるものだ。


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