エベレストのベースキャンプ地(Russell_YanによるPixabayからの画像)
8000メートル峰14座全山踏破した竹内洋岳氏が、日本の登山隊がエベレスト(8848m)登頂を果たした1970年から今年で50年になるのを記念して、一般に公募してエベレスト登山隊を編成し、奇しくも植村直己さんと松浦輝夫さんが登頂を果たした、5月14日に参加者全員がサミッターになろうという企画を立ち上げた。
新型コロナウィルスの蔓延さえなければ、、、
ということであきらめきれない竹内氏は妄想登山をフェイスブックで展開している(現在ベースキャンプ)。
https://www.facebook.com/hiro14takeuchi
ベースキャンプまでの行程は以下のサイトで追えるようになっている。
https://honeycom.co.jp/hirotaka-takeuchi/delusion-everest/
竹内氏によれば、ベースキャンプからエベレストに登る行程よりも、ベースキャンプにたどり着くまでのトレッキングのほうが楽しいという。たしかにサミットプッシュはつらいだけのような気がする。ヒマラヤの集落を移動し、移りゆく景色を楽しみながら、おいしいものを食べ、お茶を飲むのは極楽なんだろう。
最近の記事ではプジャ(チベット仏教の法要)を、妄想ではなく現実に行うのだと告知を出していた。祈願するのは、道中の無事では無駄になる。やはりここは新型コロナ感染の収束だろうか。なにはともあれ、妄想から早く現実の登山へ移行してほしいものだ。