棒ノ嶺(棒ノ折) 標高 969m 槙ノ尾山 945m 長尾丸山 958.4m 東京都・埼玉県
2007年4月13日(金) 曇り
メンバー 単独
コースタイム 9:05奥茶屋キャンプ場上部駐車スペース9:10--9:55休憩10:05--10:25棒ノ嶺10:33--槙ノ尾山--11:17長尾丸山11:30--12:15棒ノ嶺(昼食)12:50--13:33駐車スペース
6:10先週納車したばかりのエスクードに乗り込んで家を出発した。新車を走らせるのは気持ちがいい。吉野街道に入ってセブンイレブンで買出しをし、途中寒山寺の駐車場で朝食をとった。
左:奥茶屋キャンプ場から少し上がったところに駐車 右:わさび田が広がる
川井駅を越えてすぐに右折、山へ上がっていく。百軒茶屋キャンプ場、奥茶屋キャンプ場を通過しその上部に見つけた路肩スペースに車を停めた。9:10まず奥茶屋へ向けて林道を下り、指導標に従い左に折れる。沢を渡ってわさび田の中を抜けていく。
祠があってそこから沢を離れ、杉林の階段をどんどん登ることになる。「マムシに注意 山主」と書かれた立て札があって、ぎょっとするも、周辺は下草がなく丸見えだから、まず大丈夫なはずだ!?
杉林をいったん抜けると、左手に川苔山が見えた。意外に近いのだ。再び暗い杉林に入る前に本日最初の休憩をとった。出発時には薄日が差していたのだが、いつのまにか完全に曇ってしまっている。
再び杉林の急登をあがって、10:25棒ノ嶺(棒ノ折山)山頂に到着した。おじいさんが一人ぽつねんといた。
左:棒ノ嶺から20分くらいで槙ノ尾山。落合に下る仙岳尾根の指導標がある 右:冬枯れの道
まだ時間が早いこともあって、長尾丸山まで行ってみることにした。携行していった昭文社97年版の地図では点線になっている稜線だから、場合によっては道が不明瞭なのかもしれない(とこのときは思っていた。直後購入したと思われる07年の地図では実線になっている)。行ける所まで行ってと思って歩き始めた。この稜線はちょうど東京と埼玉の境界になっている。左手は東京都で杉林、右手は埼玉で雑木林が続く。最近つくられたのか、そのうち林道が出てきた。
そのまま突き進んでいくと、ほとんど芽吹き前の冬枯れの林になった。まるで一幅の絵のようだった。いっぽうでは、深い緑の馬酔木も自生している。
11:17長尾丸山に到着。なんの変哲もないところで、展望なし。まったく山頂らしくないところだ。ここで昼食というのも味気ないなと、休憩後、来た道を戻り始めた。棒ノ嶺に戻ったのは12:15。ペアルック(!)の夫婦を含め3組がお食事中だった。私もここでようやく昼食にありついた。
12:50おじさんが登ってくるのを潮に下山開始とした。すぐに杉林に入るが、ひんやりとする。日が翳った分気温も下がったようだ。しかしわさび田まで下ってくると、暑いくらいだ。温かい空気がたまっていたのだろうか。そこからさらに下ると、林の中にニホンカモシカがたたずんでいるのに気づいた。置物のように動かない。こちらに気づいていないのだろうかと、わざと音を立ててみると、首だけくるりとこちらに向けた(上の写真)。距離があるから余裕綽々のカモシカ君であった。
無事下山。13:33車道を登っていくと、愛車エスクードが私を待っていた。