セカンドライフ 

歳を重ねるのも悪くはない

二分の一成人式

2010-02-10 | スウィーツ
                 お祝いに娘が買って来たケーキ

気温13度と言うから冬にしてはまずまずの気温。
夕方雨になるかもと言う朝からぱっとしない空模様。

宮城県出身の友達に聞いた話だが、子供さんの頃二分の一成人式と言ううのをやった事が有ると。
私より4歳下の女性だが子供の頃の事を懐かしく話す。
私の時はそんなかけらも無く周りの大人たちは子供達を食べさすことで精一杯の時代じゃなかったか?

「二分の一成人式」そう、つまり20歳の半分の10歳と言う意味。孫のみっ君は10歳小学4年生。
学校でその二分の一成人式をやったのだ。
子供から親へ感謝の気持ちを書いた文、反対に親から子供へ元気で育ってくれて有難うと
言った文などを書き、記念にして残し置くものやセレモニー等を。

こんな事、何処の学校でもするのかしら?最近は。
確かに病気を乗り越えての10歳君を見ると「よくここまで元気で大きくなりました」と
感謝で胸が一杯になる気分ではある。

何でもない様だが、不幸にして交通事故で亡くなる事や、事件、重い病気にかかったり、はた又
いじめや、暴行や限りなく子供達も行き難い時代を通っている。
10年とは言え笑顔を見るだけでも奇跡に思え有難くて涙ものだ。

後半分の10年は更に思春期などとっても大事な時代に突入するわけで、当然反抗期も
ナーバスな感性時も乗り越えて行かなければならない。
至難の10年をどう生きて行けばよいのだろう。きっとこれからの10年の道が一番人生の
大事な難関の時かもしれない。

私の様に3倍成人式の年になってしまえば自分で道を切り開き人生を過ごす術(スベ)もそこそこ
身に付けているわけで大抵の事にはたじろがない。
既に自分の余命をどう過ごしましょうか位しか考え無くなっている昨今、これから人生を
模索する子供達みんなに、エールを送りたい。