セカンドライフ 

歳を重ねるのも悪くはない

古代ハス・大賀ハス

2010-07-01 | 旅行 見学
千葉市に住む花好きの友達から「大賀蓮が見頃よ」と誘いが有った。2000年も前の古代ハスを
一目見たいと楽しみにしていたが遂にそれが実現した。
蓮は朝9時ごろから花弁を閉じると言われ兎に角間に合う様に駆け付けた。
この千葉公園は朝6:00開園と言うので朝顔の様に早く咲き始めるらしい。一番奇麗なのは
2日目の花が奇麗だとか・・・・古代ハス・・・なんと神秘的な美しさか・・…

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大賀ハス(オオガハス)は、1951年(昭和26年)、千葉市検見川(ケミガワ)にある東京大学検見川総合
運動場の落合遺跡で発掘された、今から2000年以上前の古代のハスの実から発芽・開花した
ハス(古代ハス)である。

蓮の権威者大賀博士は発掘された3粒のハスの実の発芽育成を試みた。2粒は失敗に終わったが
1粒は育ち、翌年の1952年(昭和27年)7月18日にピンク色の大輪の花を咲かせた。
このニュースは国内外に報道され「世界最古の花・生命の復活」として掲載され、博士の姓を
採って「大賀ハス」と命名された。シカゴ大学のリピー博士らによって放射性炭素年代測定が
行われ、ハスの実は今から2000年前の弥生時代以前のものであると推定された。

この古代ハスは、1954年(昭和29年)6月8日に「検見川の大賀蓮」として千葉県の天然記念物
に指定された。
また1993年(平成5年)4月29日には千葉市の花として制定され、現在千葉公園(中央区)
ハス池で6月下旬から7月に開花が見られる。
日本各地は元より世界各国へ根分けされ、友好親善と平和のシンボルとしてその一端を担っている。

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