セカンドライフ 

歳を重ねるのも悪くはない

にっぽん丸クルーズ⑤

2010-07-12 | 旅行 見学
                 横須賀港に停泊中のにっぽん丸赤いファンネルは健在                

                 【古都鎌倉と八丈島クルーズ】2010.7/11~7/14 横須賀港出港

そして、夜のとばりが下りる頃、次の寄港地八丈島へ出港して行った。
7階の先頭ホライズンデッキから横須賀の街に別れを告げたが街の明かりは静かだった。
デッキに出るのも雨では出られないわけで・・・・風はあるもののしっかり見渡した。

JR横須賀線鎌倉駅から50分も有れば、自宅へ戻れるものをわざわざ再び横須賀に戻り船上の人となった。
どぶ板通りや海軍カレー等も興味はあったが、やはり船友とのお喋りは格別なご馳走だった。

これまでの人生で60年も生きて来れば"友達はもう要りません"なんて豪語していたが、それぞれの場所で
気の合う人と出会えるものなんだと・・・しみじみと思う。
船繋がりだけでこうして楽しめる人生もおつなものだとほくそ笑んだ。



横須賀港の眼前にある無人島の猿島は港からも小さい船で行けるので夏休みなどは家族連れで
キャンプ・バーベキュー等を楽しむ人気の島。

                      
                        7階プールサイドで唄うリン&ジョン(キーボード)

今夜は軽音楽を聴いたりカジノで遊んだり・・・・Iちゃんは「倍になったからこれからお風呂に行って来る」と
さっさと10:30には切り上げて私に1000$をプレゼントして帰って行った。

カジノは4.5階の吹き抜け部分の5階でやっているのでソシアルダンスを楽しむ人達が良く見下ろせる。
生バンドが入ってのダンス、深夜までやっているので、それを目的で乗船する人もいるらしい。
皆さん生き生きとステップを踏んでいる。
男性が少ないのでダンスの先生をはじめ船のスタッフも随分お付合いしていた。

私は大分長い事カジノで楽しんだが結局は0になりディーラーとお喋りを楽しんだ。
そう言えば、前回ディーラーだったいけ面は、出世したらしく、催し物の司会を担当していた。
いけ面だからと司会が上手いとは限らない・・・センスが大事ね。修行が必要!と勝手に採点をした。

女湯   男湯

Iちゃんはお風呂もピッカピカよー奇麗になってたわよ~と感激していた。
この隣に洗濯場が有り全部、乾燥機付洗濯機になっていて以前乾燥室だった一室も新機種に変わっていた。

他に何箇所か洗濯のできる場所が増えロングクルーズには便利かも。
私は1度洗濯をしたが何だか操作が面倒だ。私が面倒な位だから他の機械の苦手な高齢の方達はご苦労な事でしょう。
その為か、すぐ横に電話機が付いてコール出来る様になっていた。さもありなん、スタッフが飛んでくるわね。(^<^)

にっぽん丸クルーズ④

2010-07-12 | 旅行 見学
【古都鎌倉と八丈島クルーズ】2010.7/11~7/14   7/12 ランチ【Ranskamakura】ランズ鎌倉


雨が降りそうで降らない、傘も広げずラッキーな私達。
11:00AMに待ち合せていたので行って見るとお2人はちゃんと待っていて下さりIちゃんとの再会を喜んだ。

小町通りを横切り、予定をしていたランチのお店に行ったが、何処も月曜日の為開いていない。
まあまあのんびり探しましょうとさすがTさんは「この辺が子供の頃の遊び場」と言うだけあって
慌てる風もなくぶらぶら・・・ふと感じの良いイタリアンのお店が左手奥にあり行って見ると
「いらっしゃいませ」と感じの良い歓迎。
Tさんは「お喋りをさせて下さい」とスマートに最初から断り堂々と客になった。

"WELCOME TO Rans Kamakura の看板に偽りは無く最初から4人共すっかり気に入ってしまった。

★ランズコンセプト
「体にやさしい鎌倉イタリアン」始まります。「すばらしい野菜の底力をみんなに伝えたい」鎌倉野菜や
すぐ近くの相模湾であがる新鮮な魚たち、そして丹念に愛情をこめて育てられた「湘南 みやじ豚」を
中心にシェフが毎朝奔走し仕入れる素材で毎日が日替わりのスペシャルメニューです。

と言うもの。私達は「アラーしらすも食べたいし、トマトのも食べたいし・・・」と言っていると
なんと、お皿にハーフで提供して下さるのだ。2回に分けて両方を。
大抵はボンっ「お取り皿です」と親切そうな顔をするが、こんなに良心的におば様達の気持ちを
満足させるサービス、そうよねお味もさる事ながら心遣いに喜んでしまった。
おば様なんて単純なものです。一寸した心遣いですっかりリピーターになってしまう人種なんです。


                     優しい美人ママ       しらす入りは美味しくて慌てて食べてしまいました



月曜日なのに、いつの間にか店内は満席になったが、う~んこのお店の人気の程が理解出来た。
いくら許可を得たとは言いながらお茶の追加をしてしまうわけよ。
魚心有れば水心ってね。¥500也を4人が追加すれば¥2,000也です。こうして儲けるのが
サービス業です。

お客ってのは嬉しくなれば財布の紐が緩むものなのよね。勿論お味も大事よ。
ランチセットはは¥1,580.-鎌倉にしてみればリーズナブルです。
たっぷりお喋りをして、気分を良くして、満足一杯でシャトルバスの待つ鶴岡八幡様下へ・・・

そして件のTご夫妻とハグハグ、4人で再会を約束し横須賀港へ帰船した。
帰宅してすぐにランズの宣伝マンと化している。本当よ!お薦めです。

ランズ・鎌倉 ←どうせランチするなら・・・・

にっぽん丸クルーズ③

2010-07-12 | 旅行 見学
                 レストランの前の壁にある航行地図(現在地が分かる)

【古都鎌倉と八丈島クルーズ】2010.7/11~7/14   7/12分

夕べ船内放送で海が荒れているため横須賀港に接岸できないかもしれないと言われていた。
その際は横浜港に着けるそうだ。
朝目がさめると、既に東京湾に入っている。左に三浦半島、左に房総半島が見える。
窓から海を見たがそれ程荒れていないので、私の勘では予定通りだと確信した。

8:00にレストランで朝食をとって居ると既に横須賀港に入っている。
オプショナルツアーやタクシー観光の人達の為に港に車が集まっている。
私達は朝・昼の食事は新しく出来た6階のオーシャンダイニング「春日」で頂く事に決めていた。
夜は2階の「瑞穂」でするがやはり6階は開放的でなかなか良い。
ディナーはスウィート&デラックスの乗客に限られている。
6階にはすしバー(有料)が有るのでランチにはお寿司なども食べられるし楽しみでもあった。

今日は世界クルーズの友達2人と鎌倉でランチをする予定になっていたので、シャトルバスで
ゆっくり行く事にしていた。
シャトルバスは横須賀港から鶴岡八幡宮の階段の左下に着けてくれるのでIちゃんとお参りをしてから
待ち合わせ場所に行こうと言う事になり結構ゆっくりと出来た。

横須賀港歓迎セレモニーの準備

葉山、逗子、鶴岡八幡宮前へガイドさんの案内を聞きながら約45分程で到着。



先ず境内へと進み左右にある池に咲く白い蓮を見たり、その後ご神木が倒れてしまった場所まで歩き
Iちゃんは階段を上がってお参りに。
私は樹齢千年を超えると言う、強風で倒れた銀杏の木がどうなっているか気になっていた。
やはりシンボルの大木は無かったが、そこから新芽が沢山吹きだしていて元気一杯で安堵。
倒木した時に下から4mを伐採し、直ぐ傍に立てて置いた木からも新芽が沢山。嬉しかった。

  

    ↑4m伐採して置いた木   ↑根っこから新芽が出ている  大銀杏を応援する寄せ書き

さすがご神木と言わざるをえないエネルギー。根っこの部分だけが傷んでいたのだろうか?


乗船して直ぐにニコニコ顔で近づいて下さったTご夫妻は世界クルーズでご一緒だった方だが
私はすっかり忘れていた。記憶に無かった。ご免なさい。

私達の事を「いつもいつも楽しそうで羨ましかった」と船内でお茶をご一緒して下さった。
ご主人はなかなか知識人、お話し上手で、政治の事や皇室の事を話すと止まらなく奥様に制されていたが
時間さえ有ればもっとお話を聞いていたい方だった。

八幡様の境内で大きく手をひらひらする方がいるので近づいてみるとTご夫妻だった。
昔からの友達の様に親しみを込めて。
そして写真を撮って下さって、帰船すると直ぐにプリンをして大仏様の写真やら5枚も下さった。

お二人も船内で顔を合わすと嬉しそうに手を振るが、決して私達にべったりでも無く距離を程良く置いて
さすが大人と感心する程のマナー。

その後分かったが11:00に鎌倉駅で待ち合せている船友2人とは船内からの顔見知りだったと分った。
シャトルバスの帰船時に船友2人がバスまで送ってくれて、「あらーTさん」とハグをして喜んでいた。
2年経っても懐かしさを喜び合える人達と知合えて良かった。