アマチュアも私程度ですと時間の使い方で、ある程度は内容が推察できる。
つまり「早碁」で持ち時間1手30秒、1手毎にそれを超過すると合計10分のアディショナルタイムがあって、それを使い切ると時間切れ。
この時間制度でで打つと概ね考慮持ち時間10分の内3,4分残りが多い。
それが10分丸々残る事もある・・・こういう碁はお互いにノータイムで打つような、俗に「餅つき碁」ではないものの、「気合い優先」の碁だと言えそうです。
一連の流れの中ではお互いノータイムで、時折立ち止まるのが10秒20秒と言うところでしょう。
こういう碁は、自分の思っていた通り、あるいは感じているような流れで進行しているとは言えますが、時々立ち止まってのチェックが入っていないことが多いので、(早見えというか早吞込みと言うか)順調ではあっても脆さも併せ持っているとも言えます。
この早碁の場合は、打つ手が決まっていても30秒近くまでは他の場所の事を考えたり全体像とか何かしら考えて置くのに時間を使って打つのがコツだとは思う・・・そうすればアディショナルの10分にはあまり手をつけずに打ち進める事が出来ます。
それが、何か作戦に齟齬があってから長考に入った場合は10分などあっという間に使ってしまいますから、これはそこまで早打ちしていた場合は、時間的貯金を一気に吐き出さざるを得ないので急に時間的不利な状況となる可能性が高い。
もう一つの時間制度は持ち時間45分で、それを使いきると1手30秒の秒読みとなります。
こちらの方は、後で30秒の試練に耐えられるのなら序盤でも中盤でもトータル45分全ての時間を注ぐことは可能。
但し現実には、終盤に考える時間が常に30秒以内と言う事になると少し辛い事も有りそうなので、多少は時間のバランスを考える事も必要でしょう。
私はどちらの時間制が専門と言う事も無いので、相手の条件に合わせてどちらも打ちます。
今日の碁は45分の碁で・・・これが久し振りに長考派のNさんが相手。
手合いは私の先で黒からコミ5目半出し。
序盤から私としてはさして変わった進行の碁だとも思わなかったのですが、Nさんから見ると何か思惑違いか見慣れない流れがあったのかもしれません。
かなり小刻みに時間を使って行くので45分などは案外短い。
私の方の消費時間はNさんの半分。
言い訳になりますが消費時間=考える時間・思考深度ではないでしょう、、、傾向としてはどちらがよく考えて打つのかとは言えるかもしれませんが、私としてはNさんが考える時間も遊んでいるわけではなくて、結構一緒に考えている。
つまり両者の考慮時間で両者とも考えているわけで、それでも消費時間がNさんの方が私の倍以上と言うトリックみたいな進行。
マア、本当のところはNさんの考慮の方が中身が濃くて、私の方がアメリカンかもしれませんが・・・それでもテニスとか卓球でラリーの中で押している方と押されている方の見た目の違いと言う感じでしょう。
囲碁の場合は単純に残り時間の多い方が局面でも有利とは限りませんが・・・
両者真正面からぶつかっての捩じり合いで、やや優勢(だろうという感じ)で終盤までもつれこんでいました。
手数としては短い・・・215手白時間切れ負け。
白の時間が216手を打つ前に切れました。
黒の残りは約20分。
私の方は持ち時間に余裕がありますが、Nさんの考慮時間もそれなりに考えていたわけで、Nさんの秒読みに入ってからの各手30秒近くも入れて合計90分くらいの碁となりました。
相手の秒読みは本来こちらとは関係ない事なんですが、一方が秒読みに入ると緊張感が高まるようです。
終局後棋譜倉庫でこの碁を取りだしてシュミレーションすると黒6目半勝ち・・・コミが5目半でしたから盤面では12目差だったらしい。
Nさんは秒読みの中、形勢挽回を計っていたという事ですね。
久々フルに持ち時間を活用した碁(相手の方だけかもしれませんが)でした。
つまり「早碁」で持ち時間1手30秒、1手毎にそれを超過すると合計10分のアディショナルタイムがあって、それを使い切ると時間切れ。
この時間制度でで打つと概ね考慮持ち時間10分の内3,4分残りが多い。
それが10分丸々残る事もある・・・こういう碁はお互いにノータイムで打つような、俗に「餅つき碁」ではないものの、「気合い優先」の碁だと言えそうです。
一連の流れの中ではお互いノータイムで、時折立ち止まるのが10秒20秒と言うところでしょう。
こういう碁は、自分の思っていた通り、あるいは感じているような流れで進行しているとは言えますが、時々立ち止まってのチェックが入っていないことが多いので、(早見えというか早吞込みと言うか)順調ではあっても脆さも併せ持っているとも言えます。
この早碁の場合は、打つ手が決まっていても30秒近くまでは他の場所の事を考えたり全体像とか何かしら考えて置くのに時間を使って打つのがコツだとは思う・・・そうすればアディショナルの10分にはあまり手をつけずに打ち進める事が出来ます。
それが、何か作戦に齟齬があってから長考に入った場合は10分などあっという間に使ってしまいますから、これはそこまで早打ちしていた場合は、時間的貯金を一気に吐き出さざるを得ないので急に時間的不利な状況となる可能性が高い。
もう一つの時間制度は持ち時間45分で、それを使いきると1手30秒の秒読みとなります。
こちらの方は、後で30秒の試練に耐えられるのなら序盤でも中盤でもトータル45分全ての時間を注ぐことは可能。
但し現実には、終盤に考える時間が常に30秒以内と言う事になると少し辛い事も有りそうなので、多少は時間のバランスを考える事も必要でしょう。
私はどちらの時間制が専門と言う事も無いので、相手の条件に合わせてどちらも打ちます。
今日の碁は45分の碁で・・・これが久し振りに長考派のNさんが相手。
手合いは私の先で黒からコミ5目半出し。
序盤から私としてはさして変わった進行の碁だとも思わなかったのですが、Nさんから見ると何か思惑違いか見慣れない流れがあったのかもしれません。
かなり小刻みに時間を使って行くので45分などは案外短い。
私の方の消費時間はNさんの半分。
言い訳になりますが消費時間=考える時間・思考深度ではないでしょう、、、傾向としてはどちらがよく考えて打つのかとは言えるかもしれませんが、私としてはNさんが考える時間も遊んでいるわけではなくて、結構一緒に考えている。
つまり両者の考慮時間で両者とも考えているわけで、それでも消費時間がNさんの方が私の倍以上と言うトリックみたいな進行。
マア、本当のところはNさんの考慮の方が中身が濃くて、私の方がアメリカンかもしれませんが・・・それでもテニスとか卓球でラリーの中で押している方と押されている方の見た目の違いと言う感じでしょう。
囲碁の場合は単純に残り時間の多い方が局面でも有利とは限りませんが・・・
両者真正面からぶつかっての捩じり合いで、やや優勢(だろうという感じ)で終盤までもつれこんでいました。
手数としては短い・・・215手白時間切れ負け。
白の時間が216手を打つ前に切れました。
黒の残りは約20分。
私の方は持ち時間に余裕がありますが、Nさんの考慮時間もそれなりに考えていたわけで、Nさんの秒読みに入ってからの各手30秒近くも入れて合計90分くらいの碁となりました。
相手の秒読みは本来こちらとは関係ない事なんですが、一方が秒読みに入ると緊張感が高まるようです。
終局後棋譜倉庫でこの碁を取りだしてシュミレーションすると黒6目半勝ち・・・コミが5目半でしたから盤面では12目差だったらしい。
Nさんは秒読みの中、形勢挽回を計っていたという事ですね。
久々フルに持ち時間を活用した碁(相手の方だけかもしれませんが)でした。