きのねの本音

染色や木彫り そして気の合う仲間たち
大好きなものに囲まれ シニアライフを楽しんでいます
時には 愚痴や本音もポロリ

剣山の紅葉は

2017-11-04 17:53:53 | 田舎日記
田舎に帰った翌日は、最高の秋晴れ

以前から約束していた紅葉を見に、
Mちゃんに連れて行ってもらった。

剣山の紅葉は、10月中旬が見頃だと、
教えてもらっていたが、
雨続きの天候と、台風の接近で、
11月になってしまった。

既に、剣山の頂上は、紅葉が終わっており、
ふもとは、まだ紅葉の見頃には早かった。

「時期的に、中途半端だね」
そう言いながらも、剣山の中腹まで、
車で走ってくれた。



父の介護をしていた、今年の1月までは、
毎月帰っていたので、
山や、買い物など、色々連れて行ってもらっていたが…

今回は6ヶ月ぶり…

車内では、
溜まりに溜まった「話したい!」の気持ちが爆発💥
二人とも、途切れる事なく話し続けた。

何を話したんだっけ…
忘れてしまうほど、たわいも無い話だったが。

帰り道の途中で、立ち寄った食堂

昨日は、暖かかったが、
店内はストーブが焚かれていた。

山の中で食べた、アツアツの天ぷらうどん

美味しかった〜

帰りに、Mちゃんの家にお邪魔させてもらった。

以前は、出掛けても、父が待っていると思うと、
ゆっくり出来なかったので、
お邪魔すろことは、無かったのだが…

お花の好きな、Mちゃんの家には、
玄関も、リビングも、洗面所にも、
花がいっぱい。

備前焼のシックな花瓶に、
木ノ実や野草が生けられている。

私もMちゃんも、華やかな花は好きでは無く、趣味があった。

「家の周りを一回りするだけで、
花瓶に生ける花が揃うけん」

そう聞かされると、
田舎暮らしが、羨ましい

私も、木の実をたくさん、もらって帰った。


これ、バスで持って帰りたいけど、
大丈夫かな?







コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

忙しい夏が終わった。

2017-08-17 08:43:18 | 田舎日記
お盆が過ぎると、
朝夕、涼しい風が吹くようになり、
とんぼが、沢山舞うようになった。

そろそろ、夏も終わりだな〜

おばあちゃんの忙しかった夏も、
やっと終わった。

先月の30日から16日までの.
18日間の親代わりも、
昨日、息子が迎えにきて、任務完了

二人のやんちゃ盛りの孫に、
振り回され、
楽しませて貰った。

優しくしすぎて、舐められた感も有り、
少々反省するも、

「おばあちゃんは優しいのに、
パパとママは、なんで怒るん?」の、可愛い質問に、
やっぱり、デレデレになる。

今度は、お正月かな?

ますます、体力が付いていく孫、
それとは反対に、
おばあちゃんは、体力が衰えていくばかりだよ

いつまで、一緒に遊びたいから
頑張って、筋トレしなきゃね〜

孫も帰り、
父の初盆も、昨夜送り火をたいて、
父の霊を送り出した。

私の熱い夏はこれで終わった。






コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

初盆を終え

2017-08-14 23:04:52 | 田舎日記
父の初盆の供養を、12日終えた。

子供達と孫と、親しい親戚のみで
営むつもりでも、
色々準備は有るものだ。

ましてや、先祖の祭り事には、
宗派によって違いがあり、

そういう事に疎い私達は、

本を頼りに、祭壇を準備し、
お寺さんのお布施に、頭を悩まし、
御斎や引き出物の用意にと.…
バタバタした。

それでも、なんとか無事に終える事とが出来た。

その日のうちに、
弟夫婦が帰り、

高速の渋滞を避けたいからと、
夜中の12時に、妹家族が帰り、

また、
私と二人の孫だけになってしまうと、

昼間の賑やかさが
夜の静けさを、
一層深くして

寂しさの中に
置き去りにされた気がした。

後半年で、1周忌
その後、3周忌

それまで、
この家を守っていかなければならないが…

兄弟3人で、スケジュールを決めて、
交替で帰るようにしょうか?…と、
言われても…

父も猫ちゃんも、
私を頼りにして、待ってくれる主が居なくなった家に帰るのは、辛い…、

それでも、この家を守るために、
帰らなければならないが…。

故郷も、
そこに父 母が居てこその、故郷なのだと、

つくづく思う。




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ミーコが逝った。

2017-06-14 20:50:08 | 田舎日記
昨日、ミーコが逝った。

9日から、妹が田舎に帰っていた。

12日に、大阪に帰ってくる日の朝、
ミーコは妹を引き止めるかのように…

足が立たなくなり、動けなくなった。

「どうしよう…このまま置いては帰れない…」と、
泣きながら電話があった。

「大阪の家に、連れて帰ってやったら…」と、言ったが、
暫くして「旦那がダメだと…」と、メールが届いた。

何とか、元気を取り戻して欲しい…と祈っていたが、

13日の朝、
「やっぱり帰れない、もう水も飲めなくなった…」と、メールが来た。

私にも、どうすることも出来ない…。

13日の昼過ぎ、
「ミーコが亡くなった…」と、メールが届いた。
13時30分
子猫に戻ったような、可愛い顔だった…と。

いつも、別れは突然に来た。
15年前の母の時も、
今年の1月の父の時も
そして、ミーコも…

妹が帰った時は、元気だったと、
写メールが届いていたのに…。


田舎の家に、もう誰も居なくなった。
本当に、空き家になった。

田舎が、ずんずん遠くなっていく気がする。

さよなら、ミーコ
また、大好きな父の側で、寝られて、良かったね。





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

新緑には、少し遅し

2017-05-31 09:08:07 | 田舎日記
毎月田舎に帰ると、
必ずMちゃんに会っていたが、

父の介護が無くなり、
田舎に帰る回数も少なくなると、
毎月のように会えなくなった。

今回は、ほぼ3ヶ月ぶりになる。

1週間前に「帰るよ」と、
電話して置いたら、
私が喜ぶ事は何か?…と、ずいぶん考えてくれたようで、
剣山に新緑を見に行くプランを立ててくれていた。

それも、ご主人の運転で…。
申し訳ない。
嬉しくて、涙が出るわ〜

緑の濃くなった麓の道を、車で登っていく。
山の景色も、山のどちら側の道を登るかで、
ずいぶん違う。
この道は杉林だ。
緑というより黒っぽい三角の帽子を
几帳面に揃えたように、
山肌に並んでいる。

不思議だね。
なんでまっすぐ、上に伸びるのだろうね。

林道脇に生えている杉は、
最近は、人手がなく、枝打ちの手入れもできていないようだ。

上に登るほどに、空気はひんやりしてくる。


剣山スーパー林道を7キロ走ると、
ファガスの森 高城がある。

地下足袋王子こと、
冗談好きの楽しいおじさんが
にこやかに迎えてくれた。


ここでは、昼食の鹿カレーを、注文。

山には、日本カモシカがたくさんいて、
それを捕獲して、
このカレーに…、

そう言えば、林道で何匹も見かけたわ。

隣のギャラリーに、

仲間と、撮られた写真が展示されていて、
ひとしきり、自慢話を聞かされた。


そこを出て、4キロ走ると、
徳島県のど真ん中、徳島のへそに、到着。

そこから、反対方向に、
スーパー林道をくだる…。

車の幅一杯の、細くてくねくねの、山道。
谷側には、所々に落下防止柵があるが、怖っ!

山側は、山肌が崩れ、大きな石が道の柵に転がり落ちている。
いつ、崩れてくるか、怖っ!

そんな道も、ご主人は手慣れた様子で運転する。

山の反対側は、ブナやシナの樹木が多く、
全く景色がちがうが、

新緑を見るには少し遅かったかな?

「1週間、遅かったね」

それでも、緑が素敵だ。

今日は、下界では31度まで、
気温が上がるそうだか、

山を走る車の窓からは、
緑の風と、マイナスイオンが入ってきて、

こちらは極楽だね。


途中で見つけた滝



少しだけ、水が流れていた。


これは桐の花
初めて見たよ

5時間と少し…
久しぶりに、緑の山を楽しんだ。

紅葉も、綺麗から行こう!
と、誘ってくれた。

見頃は、10月の20日前後だそうだ。

この時期に合わせて帰って来て!
と、念を押された。

一番いい景色を見せてくれようとする
Mちゃんの気持ちがうれしかった。






コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする