きのねの本音

染色や木彫り そして気の合う仲間たち
大好きなものに囲まれ シニアライフを楽しんでいます
時には 愚痴や本音もポロリ

コミュニケーションの在り方も、

2024-01-25 16:57:00 | 日記
ポストに寒中見舞いが届いていた。
もう1月も終わろうとしている。
お正月気分は、とっくになくなっているが…



毎年、年末の大きな行事の年賀状。

出す枚数も、貰う枚数も、年々少なくなっていく…😢

そんな中、
今年で年賀状のご挨拶は、終わりにしたいと思います…
との添え書きがあったのが2通。

私も今年で76才。

年末の気忙しい時に、
年賀状の準備は
少々億劫になって来ているのも事実だが…

94才でなくなった父は、
亡くなる年まで、年賀状を出し続けていた。

葉書が印刷できる小さなプリンターで、
一枚一枚、相手の住所を確かめながら、
丁寧に自分で印刷していた。

「これは生きている証明書だから…」と。


今は、年賀状を出さなくても、メールやLINEで、新年の挨拶はできる…と言う。

その方が断然早いし、合理的なのかもしれない…けど…

コロナ禍で人との密なコミュニケーションが取れなかった三年間

離れて住む孫と100通以上の葉書の交換をしていた。

相手を思い…言葉を選んだり、絵を描いたり…
お話をリレーで繋げていった事もあった。


「もしもしおばあちゃん元気?」…
そう電話をすれば、
1分で済むことだけど…

3日も掛かって届く葉書を待ち侘びたり…

その葉書に何度も書き直した後があったり、
キャラクターの絵が添えられていたりすると…
胸が熱くなるほど、嬉しかった。


今の時代そんな葉書など、風潮に合わない?

それでもこの薄っぺらい小さな葉書が繋ぐコミュニケーションを大事にしたい…と思う。


世の中はコロナ前に少しづつ戻って来たけど、
三年間のコロナ禍で失ったものも多い…気がする。

人と人とのコミュニケーションの在り方も、
ずいぶん変わって来た…と思う。









コメント
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