やっと出来た‼️
大変だった〜〜!💦💦💦
来年の1月に成人式を迎える孫は、
服飾系の大学の2回生。
まだ、ちゃんとした服を縫ったことが無いのに、
成人式に着るスーツを縫いたいと…
それも真っ赤な別珍で。😳
家族からも先生からも、まだ無理だから、やめておいた方がいい…と反対されたのに、
どうしても、着たいと、
あっぱれなほど、意志を曲げない。
根負けした先生も、特別に指導してくれる事になり、
そして、私の方にもとばっちりが。
「パンツは、おばあちゃん縫って…」と、頼まれた。
別珍のジャケットは、40年前に1回だけ縫ったことがあるが…
自信はない。
「無理だよ」と断ったが、
成人式に間に合わないから…と、頼まれると、仕方がない。💦
引き受けたものの、やっぱり大変だった。
別珍は毛足があるので、縫い合わすと、滑ってズレる…ズレる😩
縫い代の毛足をアイロンで潰して、
細かく躾をかけても、
それでも、うまく縫えない。
それに紳士物のパンツは、
後ろポケット、脇ポケット、前開きのファスナー付け、ベルト…と、
女性物とは違う。
本を参考に、なんとか縫いあげた。
自分としては、納得いかない出来だが、
これ以上は無理。😵
「おばあちゃんの腕では、これが限界、
足は二本入るから、これで勘弁してね」
…と写真とメールを送った。
夢にも出て出てくるほど、
赤い、別珍のばけもに苦しめられたが、
やっと解放された。
孫のせいで、別珍が大嫌いになった。
…これは、冗談だが、
考えてみれば、
孫が縫ったジャケットと、
おばあちゃんが縫ったパンツを着て、
一生に一回の晴れの成人式に、
出てくれる。
こんなありがたいことは、無いでは無いか。
これから先も、こんな経験は、
もう無いかもしれない。
むしろ、
こんな幸せな思い出を作ってくれた孫に、
感謝しないといけない…のだ。
大変だったけど、
こんな幸せなおばあちゃんは、そうそう居ないよね。
ありがとう😊
「あなたの成人式のパンツ、おばあちゃんが縫ったよね」
10年先、ひょっとしたら15年先も、
そう言っている自分の姿が見えてくる。