きのねの本音

染色や木彫り そして気の合う仲間たち
大好きなものに囲まれ シニアライフを楽しんでいます
時には 愚痴や本音もポロリ

まさかのハプニング

2021-05-25 17:45:00 | 染色
朝から、青空が見える天気は久し振り
(テンション上がる〜)

最近、ずっと制作を続けてきた風呂敷バックは、
手書きの工程を終え、
背景の余白に型を置く予定にしていたが、

最初に予定していた通り、
大きな花の型を置くと、
両方の存在感が強すぎて、喧嘩しそうで…
迷っていた。

そこで、小さな蝶の型を置くことにした。
これなら、手書きも女性も引き立ててくれそうだ。

ここまでが昨日の作業。

今朝は、背景に色を入れていく。
手書きに色を刺すのは、はじめての挑戦

すなご染にする。
染料をシリヤス染料にするか?
リアック染料にするか?

シリヤス染料なら、
仕上げに色止めや、蒸しの工程が必要になるので、
リアック染料を選択した。

すなご液を加えた染料を刷毛で散らし、
アイロンで固着。

その後に、ダッシュソーダを加えたリアック染料で、は毛染めをした。

空気に触れないように20分ビニールを被せて放置した後、

熱湯で洗った。

ここで、思いもよらぬハプニング

水に黒いものが浮いている。

手書きした顔料が剥がれて流れ落ちたようだ。

乾いてから確かめたら、
細い手書きには、大きな変化はなかった。
(良かった)

どうも、厚く重ね塗りした箇所の顔料が、
剥がれ落ちたようだった。

染める前に、試し染めをしたのだが、
試す時間や量が少なかったので、
試しにはならなかったようだ。

リアック染料は、キツいダッシュソーダを
使用するので、
こんな事もあるのだろう…が、

手直しするところも少なくて、
不幸中の幸い…って、とこかな?




すなご液を混ぜて散らしたところは
色が混ざらず浮き上がる。


それにしても、
新しい事にチャレンジするのは
リスクも伴うが、
勉強にもなる。

もう30年もやっているけど、

まだまだ、分からない事も多い。










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