正論ちゃう?正論webBlogトップページです。  嶌田法海華(Simada.Norika)

常識とは何?何気なく使う言葉の危うさ。噛みつき亀風味でもの申す。脱線ご容赦。あくまでもお馬鹿な私の私論です。最近ボケ気味

オペレーション オブ ジョナサン   バーチャル戦記mission1

2018年06月19日 19時26分11秒 | 小説

全て架空の名称です

【序章】

国連から何度もテロ指定国家と名指しされていた北国朝鮮だが、国民を顧みずまた

輸出入の制限を受けているにもかかわらずとうとう核の開発に成功し、ICBMの開発も

終えていた。なぜこの小さな国家が武器開発にのめりこむかといえば、いわゆる

死の商人(なりふり構わず武器を売りさばく)から応分な対価を受け取れるから

である。幾ら制裁措置を受けても、背後に同じ共産主義の大国チャイナやロシアが

あり特にチャイナルートで武器をさばくことができていた。

しかし、チャイナの発展と共に国際社会での発言力が必要となり、それはすなわち

北朝鮮との扶助関係を断ち切らなければならなかった。日本国はアメリカの

保護の名目で武器をもたない平和宣言をしているが、アメリカはかつてのように

アジアの安全を請け負う力は近年衰えていた。

【ミッション】

某月某日

毎年行われている日本と韓国とアメリカの共同演習、これに関しては必ず

チャイナが反発するのだが 海洋進出を南シナ海で展開しているチャイナに対抗

する形で 演習を行い始めた。

そんな夜 日本の横須賀に寄港する空母と硫黄島から精鋭のパイロットが乗った

F35ステルス性戦闘型飛行機25機が公海上を飛び立っていた。本来は国際法で

禁止されている所属国の名を消していた。その翼には最大積載量のロケットが

付けられており 先発していた空中補給機から日本国を北上するかにみせかけて

公海上で最後の燃料を補給した。そして3機の空中補給機は日本の沖縄米軍基地に

降り立った。本来であればアメリカとて日本のの領空を通過する際には事前に通告が

必要だがそれもせずにこれらの25機は日本の青森上空を横切る形で津軽海峡を超低空

飛行で通り抜けた。

かつてソ連からミグ25に乗った軍属が日本に亡命した際にもこの超低空飛行を

とったために日本のレーダーでは機影を確認できず大きな問題となったことがある。

同じことをこのミッションを託された25機は行っていた。

唯一の懸念は日本海に潜む潜水艦だったが、フォーメーションを変えながら

音速で二本の領空と公海を音速で飛ぶ最新鋭機をとらえられなかった。

さらに 公の訓練に向かうと称して三沢基地から飛び立ったジャミング(電波

妨害及び通信傍受を行う)数機の援護と、高高度を飛ぶ戦略爆撃機があり、この

25機の極秘ミッションは知らされずにだが結果的にはカムフラージュしたのだった

【北朝鮮と】

政府関係の場所以外は漆黒の闇で、かつ独裁体制を引き継ぎ冷徹な粛清をおこない

イエスマンに囲まれた金と妻はすでに寝入っていた。もちろん核のボタンを置いて。

またアメリカの同盟国である韓国の大統領府にも事前通告はなかったし、

何よりも大スキャンダルの渦中であり、弾劾裁判という異例の措置に、かつ

かつての日本にあった財閥( 國の命令で解体)との黒い関係がばれるのは時間の

問題で対策に追われていた。

北朝鮮ではこの混乱に乗じて38度ラインを破り南に進行しようという計画が

あった。そもそもこの38度で同じ民族を分断したのは。朝鮮戦争に介入した

アメリカの都合である。家族が分断されたままという悲劇もいうなれば

アメリカのせいである。現在では南と北の間に2キロメートルの緩衝地帯が

もうけられている。これは小競り合いから戦争に至らないようにするという為で

ある。

         mission2に続く

 



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