約8年ぶりに苫小牧へ行きました。
駅前とか激変していて驚きました。
かつての egao が……
ド年末ゆえ、ほとんど店が開いていない。行くところがないので、ミスドでお茶飲んだり、のんびり過ごしていました。
昼過ぎ、ホテルに戻ろうと歩いていると、前の晩は閉まっていた蕎麦屋が開いている。
おお! なんかイイ感じのお店ではないか!
というわけで訪れたのが「蕎麦花」(そばな)さん。
お店に入って驚いたのが、若い女の子ばかりで切り盛りされていたこと。ほれ、なんかこう蕎麦屋って、無口なじいさんがやっている印象じゃないですか。
落ち着いた店内で、リーダー格とおぼしき方(ドラマ『これは経費で落ちません!』に出ていた「まゆちゃん」みたいな感じの人)が、てきぱきと厨房を仕切っていらっしゃいます。
私はこれ。
嫁さんは迷った挙げ句、これに単品で「大和芋のとろろ飯」を追加。もちろん、途中で私が手伝うのが前提ですよ。
「蕎麦花昼定食」!
蕎麦は「温」にしました。太めのしっかりした蕎麦。
うまそうでしょう~?
そしてこちらが「大和芋のとろろ飯」。
この写真ではわかりませんが、ごはんに蕎麦の実が入っているのです。
カウンターの上に蕎麦の実が入った瓶が置いてあり、不思議そうに眺めていると、店員さん(まゆちゃん似)が解説してくださいました。
とろろも大和芋だけにすんげえ粘り気。マジで箸でつまんで持ち上げられるレベルでしたよ。
かけダシはやや甘め。太めの蕎麦との相性も良くて美味しかった。
そして、嫁さんが注文した「牡蠣とだくさんキノコつけそば」!
……なのですが、食うのに必死で写真撮るのを忘れていました。
そのことに気づいたときには既に遅く……、
こんな写真しか撮ってねええええええ!!!!!!!!!
なかなか苫小牧へ行く機会はありませんが、次も是非行きたいお店です。
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造船番長!
「マルトマ食堂」さん。朝5:00に起きて、大浴場にて温泉につかり、5:30にホテルを出発。てくてく歩くこと約20分で到着です。
【過去記事】
おお! この光景! ひっさしぶりじゃのーーー。
まるで緊張感に欠けるこのカンバンwww
……かと思えば緊張感バリバリのこの看板……。
この建物の一角が、目指す「マルトマ食堂」です。
変わらぬ佇まいにホッとひと安心。
それでは、中へ入ってみましょう。
おおっ! 何だかスゴい値引きが行われているようですよ!
厨房側の壁面には、ビッシリとメニューが書かれた札やら貼り紙が。
天井や壁面には、耳なし芳一のように有名、無名の有象無象のサイン色紙が……。
カウンターの所だけを見ると、ごくごくフツーの体臭……じゃなくって大衆食堂のようですね。
カウンター上にはこんなシブい湯呑みが……。ここから既に4人もの首相があらたに歴史に名を連ねているんですよねえ……。
ここは本当にメニューが豊富なのですが、来る前から何を食うのかは決めておりました。前回は生ホッキ丼を食ったので、今回はホッキめしにします。さすがにそれだけでは寂しいので、ホッキの刺身も食うことにしました。
「ホッキめし(¥1,000が¥800!)」。
予想を遙かに超えるヴォリューム! これで¥800は安すぎ !!!!!!!!!!!!!!!
ふっくらとしたホッキ貝の身がドドーンと豪快に乗っかっています。
ふっくらと炊かれたホッキ貝は、弾力があり、生のときとはまた違った歯ごたえ。もっちりしていてクセになる食感です。
味の方も、生のときとは異なり、貝類特有の複雑な旨味が強調されています。
やや甘めに炊きあげられたホッキめし。
ホッキめしを単独で食ってもホッキ貝の旨味が感じられるなあと思ったら、小さく刻んだホッキ貝の身が一緒に炊き込まれておりました。これはお値打ち品ですよ!
「ホッキ貝刺身(¥400)」。
ホッキ貝の刺身はなんと¥400。すんげー安い!
大きな貝殻に盛りつけられて出てきます。
わさび醤油でいただきます。コリコリした食感と、ほんのり甘い身の味はまさに絶妙! コレはオススメですぞ!
次に苫小牧を訪れるときも、やはりココは外せませんな。
窓からの風景は漁港そのもの。
漁船のボディには摩訶不思議な符牒が。上の段は「ウニ、およびスケソウダラを獲るための刺し網を装備しています」という意味でしょうか? 下の段は「毛ガニを獲るためのカゴを装備しています」ということか? じゃあ「ホク」って何???
漁業に詳しい人にはよく分かるのでしょうか。
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駅前の ”egao” という商業施設にある ”RALSE maRT” というスーパーで、おみやげ用に ”JAふらの厳選野菜ソース” を大人げなく買い占めた後、ホテルの部屋に戻ってほっと一息。着替えを済ませて楽な恰好になったあと、ホテル周辺を散策しました。
以前の記事にも書きましたが、苫小牧駅周辺のさびれっぷりにはただならぬものがあり、そもそも開いている店がほとんどない!(ちなみに、 ”egao” の過疎っぷりも凄まじいものが……。本屋が2Fに来て便利にはなったのかも……。何せ、痛々しい状態です。)
その上、一人で入れそうな店となると絶望的……、と思ったら、
おお! なかなか良さそうなお店があるではないか!
どうでもいいけど、隣の「居酒屋 ばかうま」ってのがイイ味出しているよなー。
店内はかなり狭く、カウンター席が10ほどあるばかりです。
店に入る前から、食う物は決めておりました。一番上(最初)の写真右下スミにも書いてある、
コレ、「しじみ(塩)ら~めん」です。
注文してから、出てくるのを待つ間、店内観察スタ~ト!
4ケタ価格がポンポン飛び出すメニュー表ですな。
こうして改めて見ると、ごはんものの価格設定が摩訶不思議ですなあ……(焼いても値段そのままなのに、とろろを入れると¥50増しなのね……)。
このような挨拶文が。ということは、既に今頃は改名されているはずですな。
ん? なぜに穴あきレンゲ……? と思ってよく見ると……、
挽肉すくって食べてネ
ですって !!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
な、なんというささやかな親切 !!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
……などと、どーでもいーことに感動していると、出てきましたよ!
「しじみ(塩)ら~めん(¥800)」。
「しじみ」の「ら~めん」という名前から、透き通ったアッサリ系のスープを想像しておりましたが、見てのとおりの白湯スープ。
一口すすってみますと、けっこう濃厚なまろやかスープでした。しじみの貝類独特の風味はさほどキツいわけでもなく、目隠しして味わったら「しじみ」ラーメンだと気づかないかも知れません。
麺はやはり北海道らしいブリッとした麺。食べ応えがあって私は好きです。具は、しじみのほか、モヤシだけでなくタマネギも入っていました。
コクがあってまろやかなスープはなかなかのもので、もしまた食う機会があったらもういっぺん食べてみたいなあと思いました。
店内に貼ってあった川崎近海汽船のポスター。苫小牧の人にとって、八戸というのは身近な都市だったり、ラジバンダリ、するんでしょうか……? この船にもいっぺん乗ってみたいなあ。「苫小牧滞在、八戸訪問」なんつー旅行プランでも立ててみっかなー。
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今回はドーミーインで2泊するので、1泊目の朝はドーミーインの朝食にしました。
以前からここの朝食は気になっていたんですが、やはりどうしてもマルトマ食堂とかへ行ってしまいますからね……。
「朝食(セミ)バイキング(¥850?)」。値段ははっきりとは覚えておりませぬ……。
手前の二種類のお重、および、ごはん(2種)、みそ汁、ソーセージ、梅干が取り放題ですよ。
こちらがコッテリ系。
こちらがアッサリ系のオカズです。
メインのオカズ2種は既にセット済みですので、取るのが楽な反面、限られた品だけをねらい打ちすること( ”サケの切り身だけ死ぬほど食う” など)は不可能。このあたりは賛否が分かれるところか?
こちらは炊き込みごはん。「ホッキ貝」と謳わず、「貝の釜飯」と名乗っておりましたので、ホッキ貝は入っていないのでしょう。事実、ホッキ貝っぽい具はありませんでした。
シロウトの私にも、ホッキ貝でないことは分かります。もちろん、私はシロウトゆえ、何の貝かは分かりませんよ。
みそ汁の中にはカニが。食うところはほとんどありませんが、いいダシが出ていました。
駅近くのルートインは朝食代無料であるため、どうしても割高感を持ってしまいますが、あちらがごくフツーの朝食であるのに対して、こちらはほんのわづかとはいえ ”北海道(苫小牧)っぽさ” を出そうとしているので、これはこれでよしとしましょう。
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ドーミーインに着くや否や、「夜鳴きそば」を食べた私ですが、せっかくの訪苫ですから、荷物を部屋に置いて外にメシを食いに行くことにします。
……が、前回の訪問からわづか1年しかたっていないにもかかわらず、苫小牧駅周辺はおそろしいほどのさびれっぷり。ドーミーイン周辺は結構な歓楽街のはずですが、ほとんど開いている店がありません。
困ったなーと思いつつうろついていると……。
「どさんこラーメン 若松」さんを発見!
かなり歴史を感じさせる外観です。地元に根付いたお店っぽいので期待大!
カウンターのみの店内。丸イスが昭和チックでイカす! 丸イスの座面中央に穴があいていたら完璧なんですけどね。
「カレーラーメン」のとなりに「辛いラーメン」を並べてあるのは、何らかの意図があるのでしょうか? それにしても「辛いラーメン」とは恐れ入ったネーミング・センスですな。
「辛いラーメン」、メチャクチャ気になったのですが、とりあえずオーソドックスに「みそラーメン」を注文しました。
「みそラーメン(¥700)」。
さらっとしたスープのみそラーメンです。赤味噌の香りが強くて、個人的には好きなタイプですね。
やはり北海道のラーメン。多加水麺というんでしょうか。プリッとした歯ごたえの太麺です。
店主夫妻の人柄が表れているかのような素朴な味わいの味噌ラーメン。次に苫小牧へ行ったときにも食いたいなあと思いました。
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