YENA☆

造船番長!

櫻華園(明石市貴崎)

2009-11-29 15:28:12 | 明石(とその周辺)の中華・ラーメン
    

    

 これまた大昔からある「櫻華園」さん。

    

 前を通り過ぎただけでは、

開いてるのか閉まってるのかよく分からん状態

です。

    

 ここまで近づいて、やっと開いているのが分かります。写真では字がつぶれてしまっていますが、向かって右側の扉、「園」の文字の所に「営業中」の札がさり気なく懸かっていますよ。

 だいたい、この店の存在自体さり気なすぎて

毎日この前の道を通っている人達の中にもこの店の存在に気づいてない人がいそう

です。

 さて、そんな「櫻華園」ですが、勇気を出して中に入ってみましょう。

    
    
 おそらく、昭和の頃からほとんど変化のない店内だと思います。信じられないかも知れませんが、この写真の右側の壁の裏側は、隠し部屋のようになっており、小上がりの座敷になっています。

    

    

 見た目に似合わず(失礼!)、かなり豊富なメニューです。モノによっては異様に安い気がするのですが……。

 この度は、「ラーメン(¥310!)」と「中華丼(¥460)」にしました。それにしてもラーメンの値段(中華丼もですが)、なんだか非常に中~途半端ですね。はっ! ま、まさか……、20年ほど前に3%の消費税が導入されたときに¥300のラーメンを¥310に値上げ(1円は切り上げ)して以来ほったらかしになっているんじゃ……。

 そんなことをgdgd考えていると、来ましたよ。

    
      「中華丼(¥460)」。

 非常にあっさりした味です。「これ、水くさいんちゃう?」というまさに一歩手前。これ以上薄くしたらダメになる、というギリギリのラインの味付け。まさに 神 業 です(もちろん、ホメているのですよ)。

    
      「ラーメン(¥310)」。「天峰」のラーメンの安さにも驚きましたが、こちらはそれ以上です。

 ラーメンのスープも、中華丼同様、薄味です。個人的にはもう少し塩気があったほうがいいとは思いますが、体には優しそうです。

    

 んで、この麺。ものっそいやわやわの麺でした。とはいえ、ノビているのとも違います。まあ、たとえて言うなら、福崎あたりの「もちむぎ麺」にちょっと似た食感かな。

 表面にダシがしみこむので、薄味のスープにはよく合っていると思いましたよ。

 今回はあまり面白みのないチョイスになってしまったので、今度行く機会があったら、そのときは炒め物とか揚げ物を紹介したいと思います。

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大正庵(明石市西明石南町)

2009-11-28 19:51:13 | 明石(とその周辺)のうどん・そば・丼
 西明石の駅南には、昔から長く続いている飲食店がビックリするほどたくさんあります。クルマで来られるところではないので、よその人には余り知られていないかもしれませんが、地元の人に長らく親しまれている店ばかりです。

 今日ご紹介する「大正庵」もその一つです。

    

    

    

    

 昔ながらの、町のウドン屋的たたずまいです。

    

 こぢんまりした店内。20名も入れば満席ですね。

    

    

 今日は、「かやく定食 そば(¥730)」にしました。

    

    

    

 香りの良いダシ、チャッキリしたそば。オーソドックスながら非常に美味しい!

    

 あげも甘すぎず、あっさり、ふっくら。

    

 焦げた醤油が香ばしい釜飯。

 特に何がどうということもなく、一つ一つが普通に美味しい。気取ったところのない、安心の美味しさです。なんか、たまーに恋しくなるんですよね。

    

    

 これからも、長く続けてほしいお店の一つです。

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味楽(明石市鳥羽)~後篇

2009-11-27 19:34:04 | 明石(とその周辺)の中華・ラーメン
 昨日の続きです。

 私は、ラーメンと炒飯(大)を注文しました。

    
      「ラーメン(¥400)」。

    

 シンプル・イズ・ベストを地でいくようなラーメン。スッキリしているのにじんわりウマいスープ、やや細めで表面がつるっとしたチャッキリとコシのある麺。派手さはないが、いい味してます!

    

 赤身の部分を使ったチャーシューも香ばしくてウマい!

    
      「炒飯〔大〕(¥550)」。

 これが出てきた瞬間、ちょっと後悔しました。なんか、見た目のたっとしていて、パラッとした感じが皆無でしたので。

 しかし、ひと口目を食べた瞬間、それが大きな誤解であると悟りましたよ。

この炒飯はウマいよ !!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 パラッと仕上がった普通の炒飯ではないのですが、まるでダシで炊きあげたかのような、ピラフのような炒飯です。薄味で、かつじんわりとウマいので、まさに

やめられないとまらない

状態になってしまいます。いや、これは素晴らしい!

    
      スープで炊きあげたような「炒飯」。

    

    
      女性限定(?)サーヴィスの「ごま団子」。甘さ控えめ、香ばしくてウマかったそうです。

    

 いやあ、 大 満 足 です。ごちそうさまでした!

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 おまけ 

    
      おみやげ用「豚まんじゅう(¥90)」。

    

    

 小ぶりながらバカウマ! これまた、オススメですよ!

味楽(明石市鳥羽)~前篇

2009-11-26 20:30:18 | 明石(とその周辺)の中華・ラーメン
 駅北の名店、 味 楽 に行ってきました。

    

    

    

 近くを通ったら、イヤでも目に付く外観ですね。「気になっているけど行ったことない」という人も多くいるのでは?

    
      20人ほど収容のこぢんまりした店内です。

    
      カウンター上方にズラリと並んだ品書き。壮観です!

 メニューは非常に豊富です。

    

    
      これが正規のメニュー。

    
      こんな「おすすめメニュー」もありますよ。

 何を食べようか、非常に迷いましたが、とりあえず目に止まった

ふかひれスープ(2人前)

を注文しました。

    
      「ふかひれスープ〔2人前〕(¥1,000)」。

 わりとしっかり目にトロミがついています。スープは濃厚な鶏のダシ。「ふかひれ」どうこうはともかくとして、ウマいスープでした。

 お次は鶏からあげ

    

 柔らかジューシーな一品。下味の具合が絶妙で、ウマい! オススメですよ!

         
      断面を拡大!(by OLYMPUS SP-565UZ)

 そして、天津飯好きの嫁さんは、当然のように天津飯を注文しました。

    
      「天津飯(¥600)」。

 結論から言います。

この天津飯はめちゃくちゃウマい !!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 もういっぺん言います。

この天津飯、めっちゃウマっ !!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 玉子のふわふわ感はもとより、美しい飴色のタレをご覧下さい。写真で見るだけでもウマそうでしょう? ダシの風味と醤油の風味がいい具合に効いた、スッキリ味の素晴らしいタレ姫燕の天津飯のタレもバカウマでしたが、ここの天津飯のタレは、それとはまた別路線のウマさ。いやあ、驚きました!

        
      このふわふわぶりにも要注目!

 天津飯好きの人は、いっぺん食べてみた方がいいと思いますよ。ホンマにオススメです!

 まだまだありますが、今日はここまで! 続きは次回!

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東麺房 加古川店(加古川市加古川町稲屋)

2009-11-25 21:05:06 | 明石(とその周辺)の中華・ラーメン

 一時、あちこちに出店したものの、その後あっという間に撤退が続き、今や余り見かけることもなくなった「東麺房」

 ド派手な外観と、やみつきラーメンの文言が目を引くお店です。

 数少ない東麺房の生き残り、加古川店に行って参りました。

    
      「やみつき」という語感と勘亭流の書体が下品さを醸し出す外観ですね。

 店に入ると、お冷やとともに「カクテキ」が供されます。かつて、お店によっては取り放題だったところもありましたが、ここは小皿に一杯だけです。

    

    

 ちょっと前まで「塩ラーメン」、その前は「とんこつラーメン」のフェアをやっていましたが、今は「辛味ラーメン」フェアのようです。「激烈ラーメン」は前からあったメニューで、すでに賞味済みだったため、新製品の「熱烈香味(醤油)ラーメン」にしました。

    
      「熱烈香味(醤油)ラーメン(¥780)」。ランチタイムは大盛無料サービスです。

    
      麺はいつものブリブリ麺ですよ。

 かなりの量のラー油を使っているため、辛いことは辛いのですが、イマイチ深みのない辛さです。ベースのスープもイマイチ主張のない味なので、ラー油の味とフライドガーリックの後味しかしない、という中途半端な一品です。ちょっと期待はずれかな……。やっぱり、こういうラーメンは、ベースのスープがそれなりにどっしりしたものでないとダメですね……(例:”一代元”の「とんこつ韓国ラーメン」)

    
      決してホワイトバランスが狂っているのではありません。ホントにこんな色なんです。

 このフェア期間中に行く機会があったら、味噌ベースのやつを食べてみたいと思います。

       

 フェア期間中に対象のラーメンを食べると、この「餃子無料券」が漏れなくもらえます。実は、東麺房の餃子は、めちゃくちゃウマいのです。

    

 持ち帰りの餃子は、買えば買うほど安くなります。10人前も買った日にゃ、アンタ、あの某有名店よりも安くなるんですからオドロキですよ!

 さて、東麺房がイマイチ勢力を拡大できなかった原因はいろいろあるのでしょうが、私は、最大の原因は

大きく出過ぎたこと

だと思うんですよね……。

 東麺房のラーメンって、まあ黙って出されりゃ、そんなにケチつけるようなもんでもなく、「フツーにウマい」というレベルだと思うんですよ。

 ところが、その「そこそこウマいラーメン」を、

やみつきラーメン

とか言われたら、やっぱり、どうしても

「そうかぁ? そんなに言うほどのもんかぁ?」

と思ってしまいますし、さらに、

    

「やみつきラーメン」の極意
一度食べたら、深みを感じる!
二度食べたら、癖になる!
三度食べたら、やめられない!

とまで言われたら、

そこまで大層に言うほどのもんでもないやろ!

と、反感を持ってしまうんではないか、と思うのです。

 サービスのカクテキも然り。これまた黙って出されたら

うん、なかなかウマいよね!

となると思うのです。

 しかし、

    

さすがにここまで断言されると、

ちょいと厚かましいんではないのかい?

と、やっぱり反感を持ってしまうと思うのです。

 価格設定がかなり強気、ということもありましょうが、東麺房が苦戦しているのは、案外こんなところに原因があるのではないか、と思うわけです。

 いや、私は決して東麺房がきらいなのではありませんよ(好きだから紹介するわけですし)。

【地図はコチラ】