新門司→泉大津航路は、早朝5:40着ですから、朝は相当早起きせねばなりません。せっかくの機会、朝食も船内で……と思ったので、4:30に起きて身支度を済ませ、レストランへ向かいます。
「朝カレーセット(¥480)」。
コチラが嫁さんチョイスの「朝カレーセット」。イチロー選手によって有名になった「朝カレー」(宮中の朝餉みたいな響きですな)ですが、当のイチロー自身が今となっては「朝カレー」をやめてしまったとか何とか……。
まあ、ごく普通のカレーライスですね。
付け合わせのサラダはちょっと貧相www
んでもまあ、¥480でこの内容なら納得でしょう。
「朝がゆセット(¥400)」。
私はコチラの「朝がゆセット」。別におかゆが好きってわけでもないんですが、あちこちで話題になっているので一応食っておこうと思いまして。
単独では食えたもんじゃないおかゆですが、
おかずがこんだけあれば美味しくいただくことが出来ます。
何やらアカデミックな包装の味付け海苔です。
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それにしても、今回の乗船客の客層は最悪でした。「車輌甲板への立ち入りはドライバーのみ」と再三注意喚起があったというのに、家族総出で車輌甲板に下りてくるDQN客の多いこと! コイツら、わが子に「ルールやマナーなんて自分らの都合次第で踏みにじってもいーのよ!」と教えているのも同然、ということが分からんのでしょうか?
しかもその中には、船内でイヌを連れ回し、しかもそのイヌが下船間際に案内所前で放尿。あまっさえその後、車輌甲板にて脱糞……。ふざけんのもたいがいにせえよ、と言いたい! 船内の従業員さんがホントに気の毒でした。
こんな民度の低い連中を、 ”初めてフェリーで旅をした” という人が見て、「ゲッ! もうフェリーなんてやめとこ」なんてことになったらどうしてくれるんだ! このようなDQN客は断乎排除すべし!
造船番長!
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このように、カンバンに「ラーメン」と大書してあるんですが、これがガセであることは前回紹介したとおりです。
しかし!
最近になって、
「ラーメン」と書かれた真新しい提灯が掲げられていたり、
このような貼り紙がしてあることから、気になって検索なさったんだと推察します。
「ラーメン(¥500)」。
見るからに「あっさり!」といった感じの中華そばです。ゆがいた麺をテボではなくアゲ網で揚げていました。「昔取った杵柄」といったところでしょうか。……その割りには厨房内でオヤジさんとオカミさんがあたふたしていたのが可笑しかったんですがw
ごくごく薄味(友正よりまだ薄いぐらいじゃあないかしら?)のスープです。中央にはおろしショウガがトッピングされています。これはかなり珍しいのでは? スープの味が少しづつ変化するので面白い! この季節、けっこう温まりますよ。
麺は、プリッとした太めの麺。歯ごたえがあって美味しい麺です。
本業が焼肉店だけあって、なかなかゴージャスな焼豚。
薄味のスープには不釣り合いなぐらいコクがあって美味しうございました。
スープがとにかくあっさり。ですから、派手めの味付けが好みの人にはオススメしませんが、焼肉食った後にはこのぐらいがいいのかも知れませんね。
「やきめし(¥500)」。
ついでにやきめしも注文してみました。
見ての通り、香ばしく炒められたオーソドックスな焼き飯なのですが、食べていると何かこう、見た目以上にコッテリしているんですよ。なんでかなあ、と思ってよく見てみると、……。
小さく切った牛肉(モモ?)が。なるほど~。
決して「とびきりウマい!」とか、「パクッ メッサウマアァァァ――――(゜д゜;)――――――ッ!」とかいうほどでもありませんが、素朴な味わいで西明石南町によく似合うというか。
次は焼肉を食った〆に注文してみよう。
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私はフェリーファンですので、当然、食事は船内レストランで。持ち込みなんてことはしません!(キリッ)
旅客営業簡素化のため、バイキング・スタイルをとる船社が多い中、阪九は頑なに(?)カフェテリア・オーダー併用制を守っています。旅客サービスに力を入れる同社の意地でしょうか。(あ、もちろん、他の会社が旅客サービスを軽視している、と言いたいのではありませんよ!)
営業時間終盤になると、軽食メニューが提供されます。
「白ご飯お替わり自由になりました」って、わづか¥150でお替わりし放題だなんて、陸の店より良心的なのでは……?
それにしても、「オーストラリア産 牛サーロイン使用」なのに「霜降り肉」とはこれいかに? そんなオージービーフ、見たことないんだけど……。
いろいろなメニューが並んでいます。これ、一人旅だったらものすごく高くつきそう。パーティ組んでるときでないとキツいと思いますね。
「貝汁」なんていうメニューがあったので、試しに一つ注文しました。
おお! ホントにお替わり自由だよ! 「※レストラン以外への持ち出しはご遠慮ください。」という注意書き。本来、こんな当たり前のことは書いておく必要なんてないはずなんですけどね……。まあ、世の中には極めて非常識な人もいるというのか何というのか……。
あ……、だからいちいち注意書きが……。
「ニューながと」のときはいちいちカウンターにおかわりのごはんを入れてもらいに行かないといけないスタイルだったのですが、この「やまと」では完全セルフ方式。……ということは、タッパーに詰めて持ち出そうとするヤツもいるのかも知れません。(特に繁忙期には信じられないほど民度の低いお客さんもいらっしゃいますからねえ……)
さすが最新鋭のフネだけあって、レストランの中はなかなか洗練されたデザインです。
「キムチ鍋(アチャー、値段忘れた!)」。
私はオーダーメニューの中からコチラの「キムチ鍋」を。キムチと豆腐、豚バラ肉がおもな具材です。
「餃子鍋」。
嫁さんは、コチラの「餃子鍋」を選びました。餃子に肉団子、えのき、春菊が主たる具材。嫁さんは春菊が好きなので、出てきた料理を見て大喜びです。
「貝汁(¥250)」。
こちらはごく普通のアサリ汁。んでも、これだけアサリが入っていてこの値段ですから、良心的な方でしょう。
イマイチどこにピントがあっているのかわからない変な写真ですが、キムチにせよニラにせよ、かなりの量が入っているので、充実の内容です。
豚はバラ肉スライスなので、こってりしていてごはんのオカズにぴったり。
よく見たら牡蠣まで……! かなり良心的な内容だと思うのですが、いかがでしょう?
一方、コチラは嫁さんの「餃子鍋」。けっこう大ぶりな餃子が入っています。あっさり味のスープで炊かれた餃子は、なめらかな喉ごしの皮が気持ちいい!
具もたっぷり。
あっさり味の肉団子も、スープとよく合っています。
全体的に、
さすがは阪九!
という内容でした。ここのところフェリー業界には逆風が吹きまくっており、業界の雄・阪九フェリーにしてさえ苦渋の減便・売船をせざるをえぬほどの苦境であるにもかかわらず、これだけの旅客サービスぶり。これはもう
感動モン
だと思うのですが、いかがでしょうか?
皆さん、九州方面にお出かけになるときは、ぜひ快適なフェリーをご利用下さい!
そして、船内売店、レストランで派手にお金を使いましょう!
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そば屋を後にした私たち。あとは新門司港の阪九フェリー乗り場を目指すのみ!
……なのですが、なんと、その道中(っていうか、そば屋を出てすぐ)、またしてもHANDSMANを発見してしまったのです!(後に、HANDSMANくさみ店と判明)
広い店内をウロチョロするうち、またしてもあれこれ衝動買いしてしまいました……。いったいHANDSMANでいくら使ったんでしょうか?
予定外の買い物を終えると、再びクルマで新門司港を目指します。
わりあいあっさり到着。乗船手続きは嫁さんに任せ、私は写真撮影www
こちらは、現在神戸行きの乗り場になっています。大極殿を模したという建物は、周囲の風景から浮きまくっています。
今回は、珍しく泉大津便を利用。……予約を取るのが遅くて、神戸便が満席だったからなんですけどね。
コチラが今回乗船する「やまと」。現在、阪九フェリー社のフラッグシップとでも言うべきフネです。
……と、乗船手続きに行った嫁さんが、いつまでたっても帰ってきません。ちょいと不安になったので発見窓口へ行きますと、嫁さんが困惑した表情で立ちつくしておりました。
事情を聞くと、「予約は泉大津便ではなく神戸便の方でお取りしている。出航は20:00の予定なので、だいぶ待ってもらわないといけない」と言われたそうな。
そんなバカな!
ちゃんと予約確認のメールも来たし、そもそも神戸便の予約が取れなかったからわざわざ泉大津便を選んだってのに!(でも、神戸便で帰れるならラッキーなんだけど……)
私が予約確認の携帯メールを見せながら説明すると、窓口のおねえちゃん、いったん裏に下がってから再び出てきました。
どうやら、単純に予約番号を聞き間違えただけのようでした。……というわけで、無事に発券も完了! 神戸便に乗れる、とちょっと期待しちゃったので、残念だなあとも思ったんですけどね。
阪九は、クルマ付き乗船の場合、運転手と同乗者は別々の乗船なので、一足先に嫁さんは徒歩乗船口から乗り込みます。
しばらく遅れて私がクルマで乗船。案内所で鍵を受け取り、エントランスあたりを見回すと、嫁さん発見! 感動の再会(ウソ)です。
すると……。
おおっ! 阪九フェリー名物、パイシューではないかあぁぁぁーーーっ!
ちゃーんと購入して待っていてくれたんかぁーーーっ! 何て素晴らしい嫁さんなんだぁーーーーっ!
などと大いに感動したのでありました。
なんでも、何かのキャンペーンだか何だかで、通常¥150のところが¥100だったとか。ちょいと安すぎるんじゃあありませんかい?
サクサクしたパイ生地のシュー皮に、たっぷりのホイップクリーム。やっぱり阪九に乗ったらこれは外せませんわ!
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フェリー好き!船旅好き!の開業社労士バタバタ日記
みー&まーのポチポチ日記
「にっぽん全国たのしい船旅」
初詣を無事に済ませ、念願の「道しるべ」訪問も終えた私たち。いよいよ今回の旅も終盤に突入。どのぐらい時間がかかるか読めないので、早めに新門司港FT目指して出発です。
朝、たんたん亭で食い過ぎたのと、道しるべでミルクセーキを食ったのとでほとんどお腹がすかなかったので、途中、中津の日帰り温泉施設に立ち寄っただけで、快調に北上していきます。
それでも、さすがに午後3時ごろにもなるとお腹が減ってくるわけで……。
そんなときに見つけたお店がコチラ。
3が日の昼過ぎ、中途半端な時間だというのに営業中というのがありがたい! さっそくイン!
メニューを紹介しましょう。
このあたりは、ごくオーソドックスな蕎麦屋のメニューですね。
丼ものも結構充実しています。
さらに、テーブルの上にはこのような企画メニューも。嫁さんはコレを選びました。
私は、オーソドックスに大ざるそばとおにぎりを選びました。おにぎりは「山菜」と「塩」の二種類があるので、私が山菜、嫁さんは塩を選んだのでした。
「大ざるそば(¥620)」、「おにぎり 山菜(¥180)」。
おっ、なかなかのヴォリウムですよ!
ピッチピチの蕎麦が、この分量です。そば湯もついていますから、なかなかのコスト・パフォーマンスだと思いますよ。
薬味はごくフツーなんですけどもね……。このワサビが異様に効きやがったもんだから……w
見ての通り、何の変哲もない山菜むすびなんですが……。
絶妙の塩加減でウマすぎ! これは大 正 解でした。
「三彩トッピン具そば 満腹セット(¥830)」。
そばの具は、「えび天」、「肉」、「山かけ」、「かしわ」、「ごぼう天」、「丸天」、「わかめ」の七種のうちから好きなものを三種組み合わせる、というシステム。
嫁さんは、「えび天」、「ごぼう天」、「かしわ」の三種を選んだようです。ちなみに、九州では(?)「ごぼう天」というのは、「ささがきごぼうの寄せ揚げ」のことであり、ネリモノではないようです。
それにしても、ゴージャスな一杯になりましたね。
こちらの塩むすびも美味しかったそうです。
こちらは「とり天」……だそうですが、こうなってくると、
とり天と鶏唐揚の違いって何???
と叫びたくなりますね。
ポン酢醤油につけてさっぱり。美味しうございました。
偶然立ち寄ったお店ですが、美味しいお店でよかった! 今回は「食」が充実した旅行だったなあ。
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北九B級食いまくり記