別府湾SAを後にした私たちは、地図を頼りに長湯温泉を目指します。今回の旅の目的の一つが、 ”長湯温泉郷にある「ラムネ温泉館」というところで南伸坊によるイラスト入りのエコバッグを購入すること” だったからです。
ところが!
別府から長湯温泉への道の分かりにくいこと! 途中何度か道を間違え、「しだかユートピア」の廃墟にたどり着いたりしながら、やっとのことでたどり着いたのでした。
とりあえず「道の駅 ながゆ温泉」というのがあったので、そこにクルマを停めて地図を確認します。目指す「ラムネ温泉館」はちょっと離れたところにあるようなので、とりあえずすぐ近くにある温泉施設(温泉療養文化館 御前湯)に行くことにしました。その途中見つけたのがコチラ。
ちょっと読みにくいと思いますが、カンバンには「田舎食改革第一弾」、「嗚呼 隼」、「翡翠之庄」と書いてあります。
おお! ラーメン屋じゃん!
温泉に入りに行くときにはあんまりハラが減っていなかったのでスルーしたのですが、「御前湯」の素晴らしすぎる温泉を堪能した後、ちょこっとハラが減ったような気がしたので、こちらでラーメンを食うことにしました。
「とんこつ麺」と「とんこつ味噌麺」がメインのようですね。
「あぶりチャーシュー」とやらの枚数に応じて値段が上がっていくシステム。枚数が増えるほど価格上昇率が緩和される、というニクいシステムですね。この調子で行くとチャーシュー六枚入りで¥810、七枚入りで¥820。以降何枚チャーシューを増やそうが¥820均一ということか???(←んなこたぁない)
こんなうれしいサーヴィスまで!
「とんこつ麺(¥620)」。
濃厚な豚骨スープに細麺。まさに九州の味です。ちょいと塩味が強めかも。
細くてなめらかな喉ごしの麺!
バラチャーシューは、見た目の通り、歯ごたえのある美味しいものです。五枚入りとかにしたら、すんごいヴォリュームだと思います。
「とんこつ味噌麺(¥650)」。
こちらは嫁さんが注文した「とんこつ味噌麺」。味噌の香りが素晴らしい! ちょっとだけ味見させてもらいましたが、コクのある味噌味の豚骨スープが絶品でした。
当然のように完食!
赤瀬川隼さん直筆の推薦文(?)が飾られていました。
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【地図はコチラ】(「道の駅 ながゆ温泉」と「温泉療養文化館 御前湯」の間です)
造船番長!
別府IC直前にあるのが別府湾SA。いろんな意味でハイテクなSAだったりします。本線からの進入路のややこしさは感動的です。
”いかにも今風” な建物ですね。
中はレストラン(というよりはスナックコーナーの豪華版)と土産物売場です。奥の方にベーカリーみたいなのがあったような気もしますが、思い出せない……(人が多すぎて写真を撮るのを遠慮したんですよね)。
宇佐神宮で少しとはいえ食った後だったので、そんなにハラも減っておらず、それでも記念に何か食っておかねば、とも思ったので、軽くツマむことにしました。
「岡田ママ」って何???
「特濃ソフトクリーム」と「絶品ドーナツ」にしよう。値段もお手頃だし。
「特濃ソフトクリーム(¥200)」。
「絶品ドーナツ(¥120)」。
双方ともなかなかのものでした。値段を考えたら十分満足です。
牛乳と一緒に食うのがオススメです。
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【地図はコチラ】
「船めし」ネタが出てきた、ということは、「旅先」シリーズがしばらく続く、ということです。 ”地域密着ブログ” としての当ブログを愛読して下さっている一億二千万余名マイナス一億二千万名の方は、しばらくの間ご辛抱のほどを……。
阪九フェリーで新門司港FTに着いた私たちは、クルマで大分を目指します。高速道路が細切れになってはいるのですが、数少ない高速道路のほとんどが無料区間になっているので、通行料わづか¥300ほどで第一の目的地・宇佐神宮にたどり着きました。
んで、宇佐神宮といえばコレ!
「葱屋本舗」さんの ”ねぎ焼き” です!
比較的新しい、こぎれいな店内です。いつの間にこんなのができていたんだろう? 2年前の段階では既にありましたが……。
もともと、「味一ねぎ」というブランドねぎの生産者の「味一ねぎの良さをもっと多くの人に知ってもらいたい」という思いから生み出された品のようです。
生産者が自分の作るものに誇りを抱き、それを万人に広めんとアイディアを凝らす……。こういうのはステキな取り組みだと思います。
地元メディアも協力にバック・アップしているようです。こういうの、イイなあ……。
トッピングもいろいろあるのですが、やはりシンプルな「ねぎねぎ焼き」を注文します。
具はホントにねぎだけ! この潔さがイイんです!
「ねぎねぎ焼き(¥450)」。
2年前に初めて食って以来、宇佐神宮を訪れた際には必ず食っています。
ソース、しょうゆ、どちらをかけてもOK! 〔ソース/しょうゆ〕、および、〔一味あり/なし〕の組み合わせで4種類の味(〔マヨあり/なし〕も含めたら何と8種類の味!)が楽しめますよ。
ねぎがギッシリ! ねぎ好きにはタマラナイ……。
クリックしたら、字が読めるかも!?
【生産者・大窪勉さんについてはコチラ】
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【地図はコチラ】
阪九フェリーが誇るもう一つのフードサーヴィス……。それが船内販売のパン・ケーキ類でしょう。あ、「パン・ケーキ」っつっても所謂「ホットケーキ」のことではありませんよ。「パンとかケーキとか」っつう意味でっせ。
阪九フェリーの各船では、「船内レストランで焼き上げた」と称する「焼きたてパン」、「パイシュー」などが販売されております。
これは本当に素晴らしいサーヴィスです。地上のスーパーとかでさえ、「手間が掛かる割にあまり儲からない」という理由でベーカリーコーナーがなくなっていることが多いのに、船の上で焼きたてのパンが食えるなんて! しかも割合妥当な価格で!
「パイシュー(¥150)」。
こちらが断然オススメのパイシュー! 阪九フェリーを利用したときには必ず食っています。ちなみに、今回は特等船室利用だったため、電話で注文→部屋まで配達という非常にセレブな扱いを受けることができました。
「なると金時パイ(¥200)」。
こちらは初めての品です。もしかして新商品?
しっとりとして、上品な甘さのさつまいも餡です。でもまあ、パイシューの方がオススメかな。
「チョコチップメロンパン(¥150)」。
焼きたてならではのふかふかっぷりが最高!
「シュガートースト(¥150だったと思う)」。
こちらはまあまあ。やっぱり、イチオシはメロンパンですな。
阪九フェリー様には、いつまでもこの素晴らしいサーヴィスを続けてほしいと思います。皆さんも、阪九フェリーご利用の節は、ぜひパイシューとメロンパンをどうぞ!
【阪九フェリー フェリーせっつ2】
【阪九フェリー フェリーせっつ1】
【阪九フェリー やまと3】
【阪九フェリー やまと2】
【阪九フェリー やまと1】
【阪九フェリー ニューながと2】
【阪九フェリー ニューながと1】
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【阪九フェリーHPはコチラ】
久しぶりに「船めし」カテゴリ追加です。ネタの方もようやっと8月分にさしかかりました。今回は、 ”奇跡の復活初乗船!” となった阪九フェリー「ニューながと」の船内レストランの紹介です。
”奇跡の~” という文言を用いたことについて、阪九フェリーを取り巻く事情についてよくご存じでない方のために簡単に説明します。
そもそも、「ニューながと」は、去年の時点で航路から撤退しておりました。降ってわいたような ”高速道路どんだけ乗っても¥1,000” 政策のあおりで阪九フェリー社が泉大津便を2便体制から1便体制に減便したからです。
もともと泉大津航路には縁がなかった私は、「ニューながと」&「ニューあかし」姉妹には当然乗ったことがなく、しかも減便決定があまりに突然のことだったため、私は「さよなら乗船」もできませんでした。
その後、いわゆる「シルヴァー・ウィーク」の企画として昼便に起用されたときも仕事の都合で乗ることができずじまいに……。そんなわけで、私は「ニューながと」&「ニューあかし」姉妹への乗船を完全に諦めていたのです。
ところが!
ここで奇跡が起きます。1便に減った泉大津航路に最新の「やまと」&「つくし」を再び持って行った関係で、神戸航路には「せっつ」&「すおう」が帰ってきていたのですが、ここでなんと「すおう」が長期間のドック入り。
そんなワケで、「もう二度と会うことはない」と思っていた「ニューながと」が神戸航路に復活・投入されたのです。これが ”奇跡” たるゆえんです。
船尾にあるレストランの入り口です。「おお! 昭和!」と思ったのですが、調べてみると本船の就航は平成3年。ギリギリ平成物件なんですね。
入り口にはこんなものも掲示してあるので、ある程度料金シミュレーションをしてから中へ入りましょう。
作り置きの分は、こんな風にズラリと並んでいます。品数は並行他社と比べても豊富な方か?
おかずを取って進んでゆき、最終地点で精算する、というお馴染みのスタイルです。
食事中、テーブルを離れることがあっても大丈夫なように、こんな札が渡されます。
この紙ナプキン、家に欲しい!w(勝手に持ち帰ってはいけませんぞ!)
テーブルや床などの内装は小ぎれいに保たれていますが、給湯設備などはさすがに年季の入ったもの、という感じですね。
某有名船ファンサイトによると、
「船尾にあるので、振動がすごい。コップや皿が震えている」
とのことですが、これはガチ。
……ていうか、船尾にあるレストランだけでなく、船首寄り上層部にある「特等和室」ですら振動は生半可なものではなく、とにかく航海中ひたすら ((((;゜Д゜))))ガクガクブルブル していたように思います。
閑話休題。
作り置きのものというのも味気ないので、ここはやはり注文してから作ってもらう「オーダーメニュー」とやらにします。
「ホルモン鉄板(¥750だったと思います……)」。
アツアツの状態で出てきます。「ホルモン」という語の響きから結構コッテリした味付けを想像していましたが、拍子抜けするほど薄味です。
どのくらい薄味かというと、強いて言うなら「ごはんのオカズにならないぐらい」ですかね。おかわり自由のメシを何杯も食ってやろうという目論見は、脆くも崩れ去ったのでした……。
「ホルモン」というのは所謂「こてっちゃん」のことですね。
「野菜鉄板(¥750)」。
こちらは、嫁さんが注文した「野菜鉄板」。んで、意外なことに、こちらはけっこう濃厚な味付け。メチャメチャごはんのオカズになるんですわ!
もしかして、ホルモン鉄板のほうは、仕上げのタレとかそういうやつをかけ忘れていたんではなかろうか……?
阪九でホルモン鉄板食ったことある人、情報求む!
「雑穀米(¥150)」。
ごはんは、普通の白めしと写真の雑穀米から選びます。白めしはおかわり自由ですが、雑穀米はおかわり不可とのこと。
「にぎり寿司(¥550だったかな?)」。
新商品のにぎり寿司です。正直あんまり期待はしていませんでしたが、これが結構ウマかった! そりゃまあ「極上!」ということはありませんが、なかなかのものでしたよ。少なくとも某THYフェリーのバイキングのにぎり寿司よりはずっとウマいと思いました(あの ”ほ○れ寿司” と比べたらどうなんでしょうね?)。
「浅漬け(¥100?)」。
関西汽船「さんふらわあ あいぼり」のときにも思いましたが、何も漬け物まで金取らんでも……。どうなんですかね?
さすが、旅客サーヴィスに力を入れている船社だけあって、レストランもなかなかのものでした。皆さんも、ご乗船の節は、ぜひ船内レストランをご利用下さい!
【阪九フェリー フェリーせっつ2】
【阪九フェリー フェリーせっつ1】
【阪九フェリー やまと3】
【阪九フェリー やまと2】
【阪九フェリー やまと1】
【阪九フェリー ニューながと2】
【阪九フェリー ニューながと1】
←だ~れもクリックしてくれないので、順位ダダ下がりでヘコんでいます……。お情けじゃと思うてクリックしてくだしあ!
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