土狸庵ゆめ日記

土タヌキおやじのひとりごと。

展示会便り6

2023年11月21日 14時16分00秒 | 日記


生徒さんの作品の中でも評判の高かったのがこのバッグ。シンプルで落ち着いた色味が高評価でした。
一見皮革のような色味は柿渋です。上質な和紙に3回ほど塗り重ねています。艶も自然に出たものです。

買い物カゴになりそうな大きなバッグです。古文書の上に野菜のイラストが配置されています。イラストは包装紙の切り抜きです。


お盆や寿司桶などに古文書や羽裏を張り重ねています。どんな使い方をするかが知恵の出しどころで、暮らしに彩りを出せるかが試されています。



手頃な大きさのバッグです。片目は椿、一方は山水画のような仕上がりです。
古文書や色和紙、手描きの絵などを組み合わせて独自のデザインに仕上げています。

こちらも古文書、着物の端切れなどで仕上げたバッグ。柄の選び方、配置などで個性的な仕上がりになっています。
同じものは二つと無いのが、手作りの楽しいところです。



展示会便り5

2023年11月21日 12時01分00秒 | 日記
展示会後期再開です。
曇天で静かな休み開け。来客はまばらですが、時折差す陽射しが嬉しい暖かい一日です。



上と同じ生徒さんの作品です。
黒地に和紙のちぎり模様と流木の持ち手が新鮮です。
下段は古い塗り絵をあしらった懐古調な作品和紙の違いによる柿渋の色の違いがアクセントになっています。

イラストが可愛い華やかな作品。墨で描いた線画にクレヨンやパステルで彩色、古い茶摘みカゴが生き返りました。
右のカゴには梵字をあしらっています。梵字は筆使いが難しいのでまだ未消化です。

版画の恵比寿大國天、流木の持ち手と江戸千代紙がアクセントになっています。
右の木箱は古文書とインド風の布柄がマッチして独特の風情があります。

大きめのカゴに自筆の漢詩の文字と流木の持ち手。一閑張りらしいシンプルな佇まいには、赤い南天などの生花を飾りたくなります。