土狸庵ゆめ日記

土タヌキおやじのひとりごと。

展示会準備

2010年06月11日 23時31分38秒 | 日記
15日から、藤枝市岡部町で開催される、
「教室生徒作品展」の準備に追われている。

生徒さんの反応も良く、続々と作品が集まってきている。
いずれも力作ぞろいで、内容も多種多様。
いかに生徒さん達が、日頃考え努力し楽しんでいるか、
その人柄までが良くわかる作品ばかりだ。

今回は参加しない教室の生徒さん達も興味津々、
会期中に大勢で来てくれるらしい。

他人の作品を見ることはとても勉強になる。
そのため、どこかの倶楽部らしい人達の秘かな視察も多い。
それだけ一閑張りを楽しむ人の底辺が広がっているわけで、
喜ばしいことなのだが、それがエスカレートしてくると、
本物だの本家だのという低次元な競いが出始める。
人の心の醜さを知ることも多くなるのが常だ。

飾らない庶民の日々の生活から生まれた一閑張り。
上手も下手もないのがこの民芸の良さであり、
妙に芸術ぶった作品ほど見苦しいものは無い。

まずは自分のために楽しんで欲しい・・・
自戒もこめて思うこの頃である。

写真は、我が家の居間を埋め始めた生徒さんの作品達。
直接持ち込みの分もあるからかなりの数になりそう。





女房チェンジ!

2010年06月10日 21時45分41秒 | 日記
土タヌキの女房が変わりました!
といっても車の話ですが・・・。

前の愛車のクラウン、平成7年から14年、
良く走りガンバリました。
走行距離はなんと220,004キロ。
故障知らずで、パンクが2回、
軽い事故が1回あっただけでした。
いつもニコニコ、文句も言わず、
酷使に耐えてくれました。

それでもさすがに昨今は、
足腰のへたれが目立ってきてました。
車検は6月中旬。いまなら、
買う車によっては50万円近いエコ割引がつきましたが、
それでも大きな負債が残ります。
いまさらローンなんてめんどくさいし、
もちろんポンと買える現金もありません。

さらに車検を受けるのも気が重いし、
どこかに手頃な中古はないか?と思っていたら、
なんと、神は見捨てていませんでした。
あのぱらぽんさんから、亡きご主人が愛用していた車を、
譲ってくださるというのです。

年数は10年ほどたっていますが、
走行距離は26,000キロ程度。
エンジンの調子も良く、車検も来年7月まであり、
外観も室内も上々です。

でも、あまりの良い話にとまどっていたら、
「このまま置いといても無駄だし、
 売っても二束三文だし、
 使ってもらった方が主人もよろこぶかも・・・」
なんて嬉しいお言葉も添えていただいて・・・。

展示会などで荷物を運ぶことが増えている昨今、
次に乗るならバンが良いかもと思っていたので、
ここは素直にお受けするべきだろうと決心!
とうとう我が家に嫁入りとなりました。

先日、この車と入れ替わりにクラウンを手放しました。
古女房のような愛着のあった車だけに、
走り去る姿を見送るときには胸が痛む想いも・・・。

いまは、新しい女房のあつかいに馴れるのが先決!
・・・って感じ?
西へ東へ、連れ立っている日々です。





ダブルデート2

2010年06月05日 20時07分48秒 | 日記
創房「荻須」さんに別れを告げて帰路へ。

途中、午後のデートのお相手「舞娃荘」の女将さんをお迎えに。
山野草と骨董のスペシャリストとして著名な方で、
白髪におしゃれな装いと立ち振る舞いはなかなかの粋人。

この土タヌキを、どこでどうお気に召していただいたのか、
どうしても連れて行きたいところがあると、
ずいぶん前からお誘いを受けていたのだった。

夕刻に約束があるというぱらぽんさんとは藤枝で別れて島田市へ。
大井川の大きな橋を渡ったすぐの、牧之原台地の茶畑の中にある、
「遊庵」と呼ばれるお店が目的の場所だった。

前から存在は知っていたが、なかなか来れなかったお店だ。

鶏の声と庭樹の緑がやさしく出迎えてくれる、
なんとも安らぐ雰囲気がうれしい。
古民家を修復したという建物の店内は意外に広く、
古布をリサイクルした洋服や小物が並び、
こだわりの女性にはたまらない空間だろう。

右手にある喫茶のコーナーでは、コーヒーはもちろん、
軽食やランチも楽しめるという。
窓越しに茶畑の緑を眺めながら飲むお茶はまた格別だ。

早朝から楽しめるという「あさたま」という新メニュー。
庭先の鶏の産みたての卵でいただく「玉子かけご飯」だが、
出勤前のサラリーマンに好評だという。

「前からうわさはお聞きしていまして・・・」
「それはこちらも同じでして・・・」
「このお店で講座はいかが・・・?」

「遊庵」の女将とそんなやりとりを交わすうちに、
「舞娃荘」の女将の意図と気配りを察した土タヌキ、
なんとか実現に向けて検討をお約束した次第。

女将を送って家に戻れば、土タヌキの足腰はパンパン!
ちょっとハードなダブルデートの一日でした。

「遊庵」島田市阪本4379-1
    10時~15時・不定休
    0547-38-5333
    「あさたま」は要予約。
    




ダブルデート?

2010年06月05日 05時25分18秒 | 日記
真夏のような暑い一日。

4日は、ぱらぽんさんとデートの約束をしていた。
といっても艶っぽい話ではなく、静岡市の産業展示館で開催中の、
家具組合の新作発表会の見学だった。

ところがこの日、土タヌキは別の人と約束をしていたらしく、
確認の電話でダブルブッキングに気づいたというオソマツ。
とりあえず、午前と午後に振り分けてことなきを得たが、
そのイイカゲンさに、我ながらあきれ果てる始末。

午前10時、ぱらぽんさんと展示会会場へ到着。
4日は業者向けの展示日で、一般者の入場は出来ないが、
知りあいの業者からの招待ということで無事に入場。
さっそく会場内の「吉蔵」さんのブースへ。
緻密な細工と木目の美しさを生かした、
匠の技が冴える見事な家具類が並ぶ。

李朝風の高級家具を得意とする工房だが、
今年は少し趣をかえたようで、
そのモダンなデザインは、友人のO氏というから納得!
今回の展示会でも「銀賞」に輝いていた。

この「吉蔵」さんが、最近こだわっているのが厨子。
その出来栄えはGマークも受賞しているほど。
本来は、信仰する仏教のご本尊を祀る祠なのだが、
最近は仏壇代わりに遺影などを祀る人が増え、
そのデザインも多様になってきている。

最近ご主人を亡くされたぱらぽんさんも、
その想いがあるようで、共通の知人でもある
「吉蔵」さんを訪問したというわけ。
気さくなご主人の家具造りの苦心を聞きながら、
我が家の仏壇もそろそろ・・・なんて気もよぎる。

あらためて会場を見まわすと、景気の動向か、
例年に比してスケールは小さい感じも。
業者の係員の数だけが目立つ会場でした。
5・6日は一般開放日。賑わいを期待したいものだ。

「吉蔵」さんと別れて、同じ静岡市内の工房「荻須」さんへ。
こちらも、その技術と感性ではひけをとらない、
静岡でも秀逸な職人さんの工房。
最近では、材料置き場の倉庫を改装して、
常設の作品の展示場にしている。

あいにくご主人は留守だったが、
品の良い奥様とお嬢さんが出迎えてくれた。
ここ数年のご無沙汰を詫びつつ、
あいかわらずの見事な仕事ぶりに感動。
こちらでも、やはり厨子にこだわっていて、
土タヌキの心の揺れはさらに増大した感じも・・・。

近くの荻須さんお勧めの鰻屋さんで、
看板の「まぶし鰻定食」で豪華な昼食。
ひさしぶりに目とお腹の充実したデートとなりました。

ダブルデートの後半は次回に。






教室生徒作品展!

2010年06月03日 18時44分21秒 | 日記

藤枝市岡部町の大旅籠・柏屋内の
ギャラリー「なまこ壁」で展示会を行います。

日時・6月15日(火)~20日(日)まで
    午前9時~17時
(但し15日は13時より、20日は午後16時まで)
入場無料(柏屋入口にてギャラリーに行くと告げてください)

今回は、各教室で頑張る生徒さんの作品が主役です。
ぜひお誘いあわせて、生徒さんの力作をご高覧ください。
また、会期中には初心者体験教室も開催します。

<初心者体験教室>
16日(水)
18日(金)
19日(土)
20日(日)
午前の部・10時~12時
午後の部・13時~15時
(要予約)
定員・各部6名位まで
受講料・¥3000(材料費込)

ご予約は090-9186-7306(服部まで)
(17日は清水教室のため留守にします)