
~嘗ては駅前広場もこんな状況でした・・・
これまでも、何度か中国内での列車移動にあたっての
大衆のさまざまな苦労と困難さをを述べてきました。
最近は、高速鉄道網も完備され、以前に比較すると
緩和されてきたとも言われていますが、それはまた、
ビジネスマンや富裕層の人々のはなしです。
所得の少ない一般大衆、農民工等にとっては、とても
払えるような金額ではありません。
そして、高速鉄道~新幹線の列車の値段に比較し、1/5
程度で乗れる普通席の夜行列車に(所用30時間近く
かかることを覚悟で)最も安い列車に乗り込む庶民達
です。
切符の確保さえも困難なうえに、車内の大混雑、そして
1晩、2晩を車中で過ごす苦痛さは乗った者しかわかり
ません。
駅前広場で、そして待合室で待たされる庶民の心中は
これまた複雑な思いとなっていることかと思われます。



