中国経済ビジネス・文化・交流そして日中ビジネス!・北京の大学でMBA文化ツー(株)代表秋澤文芳コンサル業務

日中経済ビジネス、KBT観文研 北京第二外大研究生 都日中副理事長・経済ビジネス委員長、中小企業コンサルタント秋澤文芳

中国・北京市4兆5千億円で新副区都心「通州区」の今どうなっている 11月特別許可で最新レポートと変貌

2017年12月02日 21時22分52秒 | 日中、中日 関係

 

 

 ここは、北京。 急激にあちこちに掲げられたこのような「スローガン」。

 当初、本年末にも「移転」とも言われていた、 北京市人民政府の

 新しい移転先である 北京の新副都心「通州区」の様子だ。

 

 移転が決まってからはこの地へは 6号線利用で4度目の訪問となる。

 昨年3月時点では、 新駅の周辺には建物らしきものは全くなかった。

 道路脇には高い塀によって覆われ、 今後開拓される土地・整地等は

 道路からは全く見えなかった。

         ・現在の人口:  約118万人、

    ・姉妹都市 :  長野県伊那市

今回の新副都心「通称区」への移転の背景としては、 北京市が抱えていた

大きな課題があった・・・・

 1 北京市内の交通渋滞

 2 市内の大気汚染

 3 そして溢れる人の数・・

それらの、現状の北京市政府が抱える 大きすぎる課題を一挙に解消

するために、 総額、なんと日本円で4兆5千億円という巨大な

予算(北京市の年間予算9兆円・日本円~の半分)を投入し、市政府

及び関係する諸機関などを全面移転することとなった。

 

 ■北京の中心部、天安門・王府井から直線距離では20キロ余、

  地下鉄を利用すれば45分から1時間ほどで辿り着く通州区。

地下鉄6号線の終点駅から3つ手前の駅前周辺から、その先の

終点地区一帯が、あらたな北京市「副都心」地区となる。

その通州区のすぐ隣は河北省でもあり、そして天津市でもある。

 

地下鉄2号線の朝暘門駅から40分前後の乗車で、新

たな駅である「郝家府」(A)(ハオジヤフ)で下車するとその南北には、

巨大な建物~市政府・議会・党関係等の建物がずらりと並んでいる。

 

12月末までは、 全乗客とも当駅で下車することは禁止されて

いる。次の駅である「 东夏园」(B)、または終点の「 潞城」駅(C)

で降りるしかない。

筆者は、禁止されているA駅とB駅の間を、何とか係員に頼み込み、

特別の許可を得て、歩いてみた。 

一般車両や庶民などは進入することはできない。

 

そして、その周辺の建物等が写真のとおり、「巨大」な市政府等の建物で

あった。

 

この通州区は、通称、「運河の街」としても有名であり、 北京市内から

見ると、この運河の下を地下鉄で通り過ぎてから、この新福都心へ向かう

ことになる。

 

この運河周辺は水の都として、 そして環境保全に注力する新しい街で

あることから学生、大学生たちが新しモデル都市として、環境に優しい

街の一つとして、 その静かな発展ぶりと各種規制に関する課題をテーマ

として取り組んでいる。

(しかし、 その「静かな発展・開発」とは名ばかりであって、今現在の

大開発の姿は想像を絶するものがあり、 この3つの地下鉄の駅周辺の基幹

道路を行き来する大型ダンプやクレーン車が轟音を立てて各建物の方へと

入っていく様をみると、ただ事ではないな、と感じられるほどの大開発の

光景である。

 

いったいこの建物はどの行政のものか・・



 

 

このような巨大な建物が林立



 

  *「未来都市」を目指す、副都心

 

 

当地図の一番下(青印)が



  副都心への最寄り駅である

 

 

 地下鉄の終点から更に先へと、路線バスに乗って周囲を

 見渡すと、 庶民の民家等を一網打尽に取り崩し、 その

 上にはグリーンのシートで覆い隠し 次へのあらたな開発を

 待っているところだ。

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 近くで見ると正に巨大な建物だ。

 今の巨大な中国を象徴するかのような移転先のNタウン。

 

一度は、今、見に行っておいた方が良い。

最寄りの地下鉄駅は年内閉鎖。

道路規制をしている人に頼み、工事現場まで入った。

まさに「びっくりである」。

 

 

 やっと姿を現した 北京市政府の移転先、「通州区」での巨大な

 新庁舎のひとつ このような庁舎が一帯に林立している

 

 値上がりを見込んでか、地下鉄駅前の新築マンション次々と建設

 北京中心部天安門からは地下鉄で約1時間 今後の通勤が大変だ、

 市職員も皆こちらへ移動・・・。

 

地下鉄6号線がこれから益々混雑しそうだ。

 

 

 

本年3月時点;塀のみが無造作に続いていた

 

本年3月時点 2017 これから開発へ

  2016年4月 当時  建物らしき姿は全くなかったが・・・

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 少なくとも、昨年春の時点では、建物の姿は全く見られな

 かったが、・・・・・・・

 

本年3月時点;塀のみが無造作に続いていた

 

本年3月時点 2017 これから開発へ

 

2016年4月 当時  建物らしき姿は全くなかったが・・・

 

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 北京市中心部から、 この副都心「通州区」へバスや車で

 移動していくと、 このような緑のシートに覆われた独特の

 「開発予備軍」の土地があちこちに見えてくる。

 遠くから見るとゴルフ場の1番ホールにも見えるし、広大な

 ビニールハウス(緑色)のようにも見える。

 

  副都心が近づくにつれ、道路の端では職人たちが新たな

  「歩道」を造っていた・・が・・

 取り崩した住居跡は、木材もレンガも、そして窓ガラスや鉄板等

 も、整理することなくすべてががれき扱いとされ、無造作に積み

 上げられていた・・・。

 

 

次の開発を今か今かと待つ 広大な土地

   

 まるでゴルフ場フェアウェイにも見えるが・・。

 

このように、大開発そして古い民家等などを木っ端みじんに

取り崩すことを繰り返しながら「未来都市」を創ることは

今後の新たな開発と規制に関し、またもう一つのことなる

課題をも抱えることになる。

 

あと10年、そして20年と続くであろう中国内での開発と

経済発展への道はいったいいつまで続くのであろうか。

 

国内を全域開発し尽くすと、今後はいったい、‥一帯一路の

大目標のとおり、次は海外へ販路を切り開くのであろうか。

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