多くのお年寄りが「預けられて」・・
郊外、養老院・・静かさは
あと20年、25年後に向けて高速で進む恒例化・・と書きたいところですが、
確実に進んでいる中国での高齢化は、かなり深刻です。
既に経済の発展が緩やかになって生きている中で、少子化と高齢化が
同時並行して進んでいる中国社会ですが、実際に、この養老院などを
先週末に見てきて感じたことは、雰囲気的にも日本以上にドライな扱い
をしているな、と感じた施設内の様子でした。
經濟が,いずれは停滞化し、高齢化の波が進み、年金制度と社会保証
制度が、田舎ほど整備されていない中で、若者は都会に出稼ぎに出て、
高齢者村が各地で生じつつあり、更に、一種の過疎化と高齢化と貧困化
といった3重苦に喘ぎそうな姿が目に見えているこれからの中国社会に
おいては、経済のかじ取り以上に今後は厳しくなる西部地区です。
以上のような社会問題を、今、将に同時に進めながら経済発展を維持す
べく、党と政府が一体となって推進しています。が、私たちが、毎日のよう
に、いやというほど日中の政治、歴史問題に関して報道をしているという
ことは、決して上記のような社会問題、高齢化問題を一刻も早く解決して
行こうというような意気込みは残念ながら感じられません。
北京市郊外での、静かな山麓に位置する寂しそうな施設を訪れて感じた
ことは、「もはや政治だ、領土だ」と言っているようような余裕はないです
よ、と言いたいほどの、今回の深刻な「高齢化問題」には今すぐ双方が
協力して取り組むべきです。
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