潜在意識に入り込み直感を勝ち取る
人間には潜在意識の奥深くに潜む記憶がある。
ものの10年も生きた人なら、それ以前に経験として蓄えられた記憶が、脳の奥深くに蓄積されている。
よく昔のことは「忘れた」と言うが、人間は一度経験したことは死ぬまで忘れないようにできてるそうだ。
昔の話をされたとき「そうそう。そういえばそんなこともあったな」と昔を思い出すことがある。
これは「忘れていた」のではなく「普段は、思い出せなかっただけ」である。
本当に忘れていれば、思い出すこともできないはずだ。
経験した記憶たちは「潜在意識」として脳に蓄えられている。
そして、ある一瞬の顕在意識として、一瞬表面化するときがある。
それが「なんとなく」という感覚である。
「こっちの方が、なんとなくいいような気がする」「なんとなく、止めた方がいいと思う」「何だか、引かれてしまう」など。
この感覚こそ、直感と言われるものである。
潜在意識に入り込み直感を勝ち取ると言うことである。
直感は、その人が過去に経験したことからその場に適したことを思い出し、結果として「なんとなく」という感覚で表れます。
潜在意識をうまく活用できれば、いろいろな場面でも適した選択ができるようになる。
直感力を磨いて、潜在意識を活用できる人間になりたいものである。