群れの中で生きているかぎり傷つくのは避けられない
我々の人生は、魚の大群のようなものだ。
地球人という大きな群れの一部として、前に進んでいる。
生きていくことができるのも、群れのおかげである。
群れの中だから、時には接触することもある。
傷つくのが怖いからといって、避けようとしてもそれは不可能だ。
絶対に傷つかないように生きようと思うなら、群れから離れるしかない。
しかし群れから離れると人は生きていけない。
そして群れの中で生きている限り必ず傷はつく。
多少の傷は気にすることはない。
いちいち細かい傷を気にしていると生きていけない。
誰かをうっかり傷つけてしまったときも、自分が傷つけられたときも、深く考えすぎることはい。
もし、傷つけられても許すこと、誰かを傷つけたときは素直に謝ることである。
お互い、多少の傷を受け入れることが、群れの中で生きるルールである。
地球人という群れの中で生きるということは、多少の傷は受け入れるしかないのである。