決断力を鍛える前に判断力を鍛える
決断と判断は似ていますが、まったく別物です。
判断とは、物事についての考えをまとめて定めること。
決断とは、きっぱりと心を決めること。
判断と決断は似て非なるものであり、役割も別です。
我々が何かを決断する前は、まず判断をします。
選択肢から選ぶ際、知識と経験を駆使して最適な選択肢を考えます。
結果、最良な選択を判断して、それを決断して実行に移します。
ベストな決断にはベストな判断が必要です。
判断力を鍛えるには、さまざまな情報を身につけることが欠かせない。
人的交流・書籍・雑誌・インターネットなど、さまざまな媒体を通して多くの知識を身に付ける。
また様々なことにチャレンジして経験を積むことも大切です。
成功体験だけでなく失敗体験も貴重な糧で教訓が得られます。
もう一つは、自分の頭で考える習慣をつけることです。
判断には「考える力」が必要で、身に付けた知識を上手く活用できなければ意味がありません。
視点を変えたり視野を広げたり発想を変えたりする総合的な考え方が求められます。
結局のところ、自分の頭で考えることが欠かせないのです。
普段から自分の頭で考える習慣を続けることで、思考力が高められ、判断力が鍛えられるのです。