孤独耐性力で同調圧力を撥ね退ける
日本には諸外国にはあまり見られない特性の一つに「群れる」という習慣があります。
「日本人は群れる」ということに定評があります。
それは日本独特の同調圧力が、もたらしたと言われています。
典型的な群れである政党の派閥は、同調圧力で異なる見解を許さない。
子供であっても皆と同じようにしていないと、仲間外れになったり異端児扱いされたりするので、親も同調することを勧める。
目立たず、同じことをする行動特性が、独特の価値観を生み出してきた。
では、何故日本人は群れるようになったのだろう?。
それは同質を求める教育制度にあり、多感な幼少期における長い集団生活の中で、同調圧力によって群れる習慣が染み込んでしまったようです。
これは機会平等ではなく、見た目平等なだけで、個性を伸ばすどころか潰してしまうことになります。
では同調圧力に負けないためには、孤独を好み、孤独に強い、所謂「孤独耐性力」を身に付けることが大切です。
そして個性を認め伸ばす教育方針の改革と、集団主義的な「群れ」から、個人主義的な「個人」へ勇気と自信を持って脱出することが容易になることです。
「孤独耐性力」を個人一人一人が身に付けて、その上で時として「個人の集合体」として群れることは問題ありません。
ただし、そこには同調圧力は存在しないのです。