2.4 テレビ岩手「夢見るピノキオ」より
ピノキオの新シリーズ「街角ダイヤリー」。今回は本町通りをぶらり。
上の橋から本町通りへ向けて歩くと、観光バス駐車場と上の橋バス停。ここはかつて料亭丸竹があった場所で、その名残が駐車場の中にも…
大手先はおいといて、まずは裏通りといえる油町へ。ここには対岸のござ九にも引けを取らないレトロ感あふれる店がある。
「平野正太郎商店」
元は牛馬宿だった旅籠屋が雑貨店に変わったのだが、ござ九との違いといえば「りんごの直売」。平野りんご園で収穫された盛岡りんごが箱で売られているのだ。
その近くにはプラモデルの「佐藤模型店」。
僕はTVでやっていた「RCカーグランプリ」で名前を聞いたことがある。
ここでは、なんと!Nゲージ鉄道模型の「四季島」を置いている。非常に珍しい模型なのて、模型鉄(って言うのか?)の人はぜひとも足を運んでほしい。
また、岩手県の船「りあす丸」の模型も展示している。こちらは見るだけだ。
油町はラーメンの中河近くの自転車屋さんから左折、先述の2軒の先はジョイス本町店入口になるが、そこを直進して通称「岩泉線」という旧国道455線までの道。
内丸病院、豆腐の平安を過ぎたあたりに「おかんの墓」がある。
大泉寺は盛岡市保存建造物に指定されている本堂が有名だが、それ以上にこのお墓が有名。
そもそもおかんというのは九戸政実の家臣の娘だったが、その後盛岡で慎ましく生活していた頃に夫が事故で働けなくなり、その上司に関係を迫られてしまう。そこでおかんは自ら夫の代わりに上司に殺されてしまったのだ。
花崗岩でできた墓石なのに金属音がするのは、おかんの嗚咽だという説がある。
岩手医科大学裏は飲食店が多い。その中で、うどんの「紀屋」をご紹介しよう。
店主はアームレスリングでアジア上位の力自慢。だからうどんの腰には自信あり。
うどんと焼肉丼のセット…850円
カレー南蛮(秋冬限定)…750円
うどん冷麺…800円
ちなみに腰の強さは腕力だけじゃない、指先の動きも重要なんだとか。丸亀製麺やフェザンの杵屋と食べ比べたらどうだろうか。
最後は大手先の大丸屋。
季節は春、ということで和菓子はすでにお雛様モード。菱餅も売っている。
三代目の村田さんが丹精込めた手づくりの味、最近では若者も「和菓子とコーヒーのマッチング」を楽しんでいるそうだ。和三盆にコーヒーというのも上品だと私は思うので、これはいい傾向じゃないかと思う。
盛岡の中でも古い風情がまだまだ残る本町。番組では一丁目に特化してお届けしたが、本町の魅力はまだある。そこは僕の経験と記憶を動員してお届けできればな、と思ってる。
ピノキオの新シリーズ「街角ダイヤリー」。今回は本町通りをぶらり。
上の橋から本町通りへ向けて歩くと、観光バス駐車場と上の橋バス停。ここはかつて料亭丸竹があった場所で、その名残が駐車場の中にも…
大手先はおいといて、まずは裏通りといえる油町へ。ここには対岸のござ九にも引けを取らないレトロ感あふれる店がある。
「平野正太郎商店」
元は牛馬宿だった旅籠屋が雑貨店に変わったのだが、ござ九との違いといえば「りんごの直売」。平野りんご園で収穫された盛岡りんごが箱で売られているのだ。
その近くにはプラモデルの「佐藤模型店」。
僕はTVでやっていた「RCカーグランプリ」で名前を聞いたことがある。
ここでは、なんと!Nゲージ鉄道模型の「四季島」を置いている。非常に珍しい模型なのて、模型鉄(って言うのか?)の人はぜひとも足を運んでほしい。
また、岩手県の船「りあす丸」の模型も展示している。こちらは見るだけだ。
油町はラーメンの中河近くの自転車屋さんから左折、先述の2軒の先はジョイス本町店入口になるが、そこを直進して通称「岩泉線」という旧国道455線までの道。
内丸病院、豆腐の平安を過ぎたあたりに「おかんの墓」がある。
大泉寺は盛岡市保存建造物に指定されている本堂が有名だが、それ以上にこのお墓が有名。
そもそもおかんというのは九戸政実の家臣の娘だったが、その後盛岡で慎ましく生活していた頃に夫が事故で働けなくなり、その上司に関係を迫られてしまう。そこでおかんは自ら夫の代わりに上司に殺されてしまったのだ。
花崗岩でできた墓石なのに金属音がするのは、おかんの嗚咽だという説がある。
岩手医科大学裏は飲食店が多い。その中で、うどんの「紀屋」をご紹介しよう。
店主はアームレスリングでアジア上位の力自慢。だからうどんの腰には自信あり。
うどんと焼肉丼のセット…850円
カレー南蛮(秋冬限定)…750円
うどん冷麺…800円
ちなみに腰の強さは腕力だけじゃない、指先の動きも重要なんだとか。丸亀製麺やフェザンの杵屋と食べ比べたらどうだろうか。
最後は大手先の大丸屋。
季節は春、ということで和菓子はすでにお雛様モード。菱餅も売っている。
三代目の村田さんが丹精込めた手づくりの味、最近では若者も「和菓子とコーヒーのマッチング」を楽しんでいるそうだ。和三盆にコーヒーというのも上品だと私は思うので、これはいい傾向じゃないかと思う。
盛岡の中でも古い風情がまだまだ残る本町。番組では一丁目に特化してお届けしたが、本町の魅力はまだある。そこは僕の経験と記憶を動員してお届けできればな、と思ってる。