25黄釈子 Blog 「My Days」by Oldman+2(吉住)

コロナ予防接種0回、30年間健康診断0回の後期高齢+1、元原告団長の下り坂人生、日々の戯言。KindleWriter。

市長のお願い

2018年02月16日 | 日記
ちょうど、午後5時。目の前のエニックス球場のスピーカーが5時の時報を流した後に、福井市長さんが市民に呼びかけるアナウンスが流れた。窓を開けて聞いていると、まず、業者の作業を労(ねぎら)い、健康に留意して欲しいという。そして、市民には、明日明後日(土日)に本格的な道路拡幅の除雪作業を行うので、不要不急の外出はしないで欲しい、と呼びかけた。

道路拡幅の除雪をするとき、マイカーにうろちょろされると、作業はなかなか、はかどらない。

福井市も国が金を出してくれるので、気合が入ってきたのだ。ありがたいし、面白いもんだ。悪友など、疲れなどどこかに吹っ飛んで、率先して除雪車に乗って作業していることだろう。人間の疲労は、ほとんど謎だらけ。疲労は肉体に現れるが、ほとんどが精神的なものだから、と言っても誰も信じないが、本当は正しいのだ。人は、なかなか「くたばらない」。

市道拡幅除雪

2018年02月16日 | 日記
ついに、今日の午後、我が集落の市道も道路幅を確保する除雪が始まった。朝一番にスコップ3つ幅分の除雪を、自分家の幅だけ、苦労して雪を上に放り上げて、道路幅を広げたばかりだ。頑張って放り上げたガレージ前の塊も少し運んでくれと頼んだら、悪友の会社の従業員が、気楽に引き受けてくれて、バケット10杯分ほども田んぼに運んでくれた。

おかげで、ガレージ前の山が消えた! 人力ではどうしようもないと諦めていたのだが、残った程度なら、コツコツママさんダンプで運べば、半日か、1日で綺麗に雪がなくなる見通しが出来た。

ありがたい!

どうやら、お昼頃、街中で聞きつけた噂によると(新聞に載っている?)ついに市と県に、国から除雪費用が出たらしい。独自の予算では、県が30億円程度、福井市で60億円程度。それでは、とてもじゃないが、雪の中に一本道をつけるだけでも精一杯。結局、この時期になっても、すべて運び出さなければ、満足な市民生活は回復できない。しかし、街中から、雪捨場にダンプで運び出すのは、単なる雪よけ作業に比べて、3倍、5倍の金がかかる。

結局、金の問題だったが、国が応援してくれるとなって、俄然、街中は除雪に活気が出てきた。しかも、寒波が去って、除雪効果が「賽の河原」にならず、誰の目から見てもはっきりする。業者も人間だ。結果が出て回復が見えれば元気も出る。

しかも金になる作業の依頼を受ければ、疲れも吹っ飛ぶ。というわけで、街中は、どんな塊も排雪するほど気合が入って作業が進んでいる。知事など、陸上自衛隊に更なる要請も出しているし、JR西日本の運行姿勢に文句をいうほど、気合が入っている。
長野県などから、除雪の応援部隊もやってきてくれているし、全てが、ようやく好転し始めた。

福井市、そして福井県の完全復旧も時間の問題になってきたようだ。ありがたいねえ。

強い陽射し

2018年02月16日 | 日記
ありがたいことに、昨日の予報を裏切って、朝から太陽が照りつける。予報も変わったようだ。先日一本のタンクにだけ灯油を入れて行った業者が、集金がてら、もう一本も満タンにしてくれた。灯油確保の裏事情を聞く。まだまだ、これから本格的な配達が始まっているようだ。

昔からの付き合いで、優先してきてくれるのはありがたい。事情を理解している正常な人間ならば、灯油が切れれば厚着してオイルヒーターなどで我慢もできるが、ウルトラスーパー生命体に事情は通じない。いつも通りの大型石油ストーブに火がつかないと、大騒ぎをする。

これで、高齢な老人の一人暮らしだと、かわいそうなことも起きるだろう。福井の豪雪による死者は7名になった。同年代の除雪作業中の死亡も報告されている。近所の人が気づかなければ、雪の下敷きや屋根から落ちたとか、用水に流されたことさえ分からない。

昭和56年の56豪雪時に福井の積雪は196センチ。今回の142センチとは、さらに50センチも多かったのだが、それでも私は毎日車で街中の会社を往復し、連日貸しビルや立体駐車場や映画館などの除雪作業に精を出していた。大勢で中型のトラックに雪を満載し、それを掃除のおっちゃんを一人助手席に乗せて、足羽河原雪捨場に運んで、下ろしてくる。

載せるのは、20人ほどで積み込み、下ろすのは、運転手の私と腰の曲がったおっちゃんの二人だから、空っぽで戻った時は「ああ、疲れた!」などと言って、他の社員が積み込むのを眺めながら一服している。

その頃、もうすでに私はトラックの荷台に山積みになった雪を一瞬にして下ろす方法と度胸があった。後方のバッタリーを下ろして、崖っぷちまで思いっきりバックし、寸前で思いっきりブレーキを踏む。すると、慣性の法則で、山のように積まれた雪の塊がどどどっと荷台を滑って、後方から落ちていくのだ。うまくいけば、一度で、悪くても2度ほどで、荷台は空っぽになる。

スコップ一つも使わず、あっという間に荷下ろしが出来る。私の要領を見て、日に日に真似をするものが現れたが、掃除のおっちゃんと私だけが、ゲラゲラ笑いながら、会社にゆっくり戻って、汗を拭く真似などして、「二人で下ろすのは大変!」などと、他のものが大勢で雪を積み込む作業を眺めていた。

毎日車で悪路の雪道を通えたのだから、当時と今では、車の数が違うし、運転している人種が違うとつくづく思う。

幻想的な朝

2018年02月16日 | ニュース
By Yahoo: [ -1c/5c/10% 76P67K ] 晴れ

冷たい大気が流れ込んでいるので、気温はそれほど上がらないらしいが、降水確率10%の空模様で、薄い雲を通して、朝から眩しい陽光が降り注いでいる。午後から晴れ間が出るという地元の予報だが、朝から太陽が出ているから、予報以上に気温が上がるかも知れない。

このところ、デーの施設に二人を送って行ったが、今日からいつも通りに迎えの車に載せることにする。施設の送迎車がとなりのばーちゃんを迎えに来るのだから、どっちみち同じだ。ただ、送っていく便利さは、こっちの都合で、つまり老人の都合で準備が出来次第、車に乗せることが出来るので「待ったり」「待たせたり」という煩わしさがない。その点が気楽なのだ。

さあ、また朝の騒動が始まる。自分で、なかなか衣服の用意が出来ない二人に出かける用意をさせるのは、容易ではない。歩くことさえままならない親父が、昨日の母親との会話で、車があれば、どこでも出かけて、人に会いに行けるのに、息子は廃車してしまった、免許まで取り上げた、などと喋っている。

なが靴さえ、両方の手で手すりに捕まって、ゆっくり、時間をかけなければ履けないのに、まだ、ハンドルを握って運転できると考えている。視野など、目の前でなければ、見えないというのに、老人だという自覚症状は全くない生命体。脳だけ飛んでいるのだが、記憶力はあるし、テレビの字幕を毎日大声で読み上げている。