自分で作っていうのも何だが(まあ、天才だから、しょうがないけど)魚屋から買った「ソフト身欠ニシン4本入り」を、しっかり焼いて(うっかり、忘れた結果)調理バサミで1センチ幅に切って、醤油や出しつゆや調理酒やみりんなどで漬け込んだら、これが「絶品」に仕上がってしまった!
あまりに味わい深いので、一切れ家人に食わせたら「うまい!」という。家の中では「上手をいう」とか「お世辞をいう」とか「言いたいことを言わない」とか「遠回しにいう」とか、そんな洗練された文化とは無縁に育ったのか、感情と乏しい言語が直結する脳みそ構造(容積が少なく、狭いからだろうが)を頑なに保持している家人だから、多分信用できる。
し、しまった!食べさせるんじゃなかった。口に入る量が減る。
「二度は作れないんじゃない?」「作れるわい!」と信じたい。
昔の「身欠ニシン」といえば、硬くて、身が少ない。ソフトな「身欠ニシン」は柔らかくて、身が分厚い。「身欠」って、なあに?と言いたくなるほど、生干しに近いので、ついつい焼いてしまったのだが、それが大正解!
先日夕刻「光柱」を観測した福井県嶺北の頭の上。「地震の前触れじゃない?」と家人が言った翌日、ズシッと福井県嶺北だけ足元が、地震で揺れた。福井震災73年目がもうすぐやってくる。