先日投稿してきた画像の中の雪の結晶は、下の画像を「スクリーン」のレイヤーで合成したものです。
一つ一つの形はこうなっています。
雪の結晶は基本的に相似形が六方に伸びる形をしています。作り方としては、
1.矢のような形を作る
2.矢の先端(羽根ではない方)を中心に60度ずつ回転しながら5回コピーする
3.できた6つのパーツをブーリアン演算の和集合(Rhinocerosの場合、「ソリッド」メニュー→和)で一つにくっつける
が基本になります。今回は透明なガラスの質感を設定しましたが、もっとリアルに作る場合は、氷の透過率や屈折率を調べて、それに従って設定してみてもいいかもしれません。図鑑などを見ながら、いろいろな形のバリエーションを作ってみても面白いです
ちなみに今回作った画像では、上下左右からそれぞれに色の違うライトをあてています。作業自体は単純で、それ程時間はかかりませんが、透過、屈折、反射、シャドウと演算が複雑なため結構レンダリング時間が長くなります。レンダリングは計画的に