胃腸炎でもないのに、高熱のあとおなかにきてしまうお話、今回は予防法です。
それはもちろん
「水分と糖分を、こまめにしっかりとること」
吐き気の原因が、
「糖分欠乏、または糖代謝がうまくいかないため、脂肪を燃やすことによって生まれるケトン体」
ですので、糖分を前もって補給してあげる。
そして、脱水症状で血中のケトン体濃度が濃くなってしまうことも一因ですので、水分補給。
両方を兼ね備えているのは、やっぱりOS1とかイオン飲料とかですよね。
糖分っていうのは、砂糖にかぎったことではなくて、炭水化物も糖分です。
高熱が出ると、食欲がなくなってごはんも食べられなくなるから、ふだんから食の細い子なんかは、すぐに欠乏してしまいます。
あと、糖分を有効にまわすにはビタミンが不可欠なので、ビタミン不足の子とかね。
食が細くて糖分ビタミン不足の子・・・って、冬坊のことですよね。トホホ・・・。
実は自家中毒については、今回冬坊がそう診断されてはじめて真剣に調べたんです。
水分補給はこころがけてたつもりでしたが、やっぱり足りていなかったなあ・・・と反省しました。
もっと意識的にやっていれば、完全に防止はむずかしいにしても、そんなに悪化せずにすんだかも。ごめんね、冬坊。
ですので、続いて発熱した夏坊のときは、ストローつきのペットボトルを2本、枕元に用意。
本人にもしつこく言いきかせて、自分でも飲んでもらうようにしました。
1本はイオン水、1本は水(味のないものがほしいときもあるようだったので)。
それから、ときどきはちみつをうすめたものとか、黒砂糖とかもあげたりして。
あ、うちはふだんから、かたまりの黒砂糖をこまかくくだいたものが好きだったので。
いくら糖分といっても、消化の悪いお菓子なんかはNGだし、食べたくないおかゆを無理にあげても逆効果だし。
努力のかいあってか、夏坊は、冬坊よりはかなり回復が早かった気がします。
まあ、ふだんからよく食べるからね・・・。
だいたいいつも、夏坊のほうが軽症ですむんですが・・・。
ちなみに、風邪からではない自家中毒のお子さんをもつお母さんたちの、対策法をみてみると。
「ぐったりしてきたら、おにぎりを食べさせる」「あめをなめさせる。即効でききます」とか書いてありました。
なるほど・・・原理は同じですね。
そして、ちょっと話はとびますが。
「おなかがすきすぎると、かえっていっぱい食べられない」という経験のあるかた、いらっしゃいませんか?
私はそういうタイプで、食事前にチョコレートなんかを一口食べた方が、なぜかそのあとごはんがいっぱい食べられるんです。
以前から、不思議に思ってたんですが・・・その理由が、ついにわかりました。
同じ原理です。ケトン体が出てたんです。
ふだんから、糖分とビタミン不足でやせてる私。
ダンナにこの話をしたら、ぜんぜん理解できないと言っておりました。
筋肉量の多い人には、わかんない話なんだわ、きっと・・・。
で、冬坊なんですが、部活でがんばっていておなかペコペコのはずなのに
「食べ始めたら、おなかいっぱいになっちゃった」って、残してしまうことが多かったんですよ。
もしかしたら・・・と気がつき、ためしてみました。
食事前の、黒砂糖。
そしたら、ビンゴ!
ほんとに前より食べるようになりました!
あ、それからもうひとつ。
病気の話に戻りますが・・・。
ノロウイルスとかの胃腸炎でも、長引くときは自家中毒に移行していることが多いらしいです。
ただし、胃腸炎の場合は、最初の6時間は水もあげないほうがいいとのこと。
すぐに脱水になったりしないので、とのことです(水もあげない、の記事はコチラのホームページでみつけました。ご参考までに)
しかし、長い。
今回までの4回、やたら長くなっちゃいましたね。
ほのぼの編のはずなのに、ぜんぜんほのぼのしてないし・・・。
プチうつ編なみになっちゃったなあ・・・。
長文におつきあい、どうもありがとうございました。
前ページ ありがとうございました
少しでも参考になりましたら・・・。
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