年少さんの3学期に起きた、お兄ちゃん大騒ぎの登園拒否。
いつになったら終わるのかと思いましたが・・・。
終わりました。永遠ではありませんでした(笑)。
騒ぎの最中に、冬坊に訊いたんですね。「いつになったら、お着替えするの?」って。
そしたら、「年中さんになったら」という答え。
もちろん、こちらは本気にしてなかったんですけど・・・。
なんと、本当だった。
本当に、年中さんにあがったとたん、拒否しなくなったんです。
なんだか、うれしいというより狐につままれたような気分・・・。
あの大騒ぎはなんだったんだろう。
もしかして、夢とか?
その後、冬坊はつつがなく幼稚園生活を終えました・・・というには、ちょっと難がありますが・・・。
まあ、泣いて嫌がることはなくなりました。
手をひかれて、しぶしぶヨチヨチ歩いていく、みたいな感じでしょうか。
それでも、以前に較べれば大進歩、大前進です。
そして、大前進のまま、小学校にご入学。
すると・・・。
おお、覚悟してたのに、今度は嫌がらない!
すばらしい。画期的!
でもどうしたの? きみらしくないわ、冬坊!(??)
・・・・・このあと2学期になってから。
冬坊はやっぱり、少しつまずいてしまいました。
夏休みがおわるだけでも嫌だったのに、暑い中運動会の練習がはじまって、がまんできなくなっちゃったみたいです。
運動、苦手だったので。
このときは幼稚園時代とちがい、家を出るときは案外スムーズでした。
行かなきゃいけないということが、本人にもわかってたんでしょうね。
でも、校舎の昇降口まで来ると、そこから先に進みたくなくて、涙、涙。
切ない・・・。
が、切なさを振り切り、子どもをおいて帰る母。
弟の夏坊を幼稚園に送っていく時間が迫っていたので、そうそうゆっくりもできなかったし。
さいわい、追いかけてくるほどエネルギッシュな子ではなかったので、あとは先生におまかせ・・・。
担任はかなりきびしい先生でしたが、気にかけてくれて、おもちゃを持ってきてもいいなんて言ってくれました。
で、しばらくの間、電車のおもちゃを一両だけ持って、登校。
そして、9月の終わりに運動会。10月のはじめに、水族館に遠足。
この遠足が楽しかったのか、そのあと、じょじょに持ち直してきた気がします。
12月の持久走大会のころには、もう大丈夫でした。
一応、毎朝、送ってはいったけど、もう心配はしませんでした。
そんなこんなで・・・。
大騒ぎだった冬坊も、いまでは立派な4年生。
運動部にも入部して、朝錬のために7時前にはうちを出ます。
もちろん、ひとりで。せかされるわけではなく、自分で。
もうすぐ運動会がありますが、冬坊はお手伝いをする係に立候補!
あんなに嫌がっていたのに・・・うそみたい・・・。
実はいまでも、そんなに学校が好きなわけではなさそうなんですよね。
夏休みのおわりには、やっぱりアンニュイになってました。
学校って、大変だもんね。人間関係も、いろいろ出てくる時期だしね・・・。
でも彼なりに、価値や必要性を、しっかり感じてくれているみたい。
ところで、いま1年生の夏坊ですが・・・。
これがまた、ぜったいにひとりで登校しないという・・・。
いまだに校門まで母が付き添い。いったいいつまで?という例の疑問、リバイバル。
・・・・・でもね。