komaの こまごまひとりごと

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子どもといっしょに百人一首 21

2015年10月11日 | 百人一首 桃札

 

 

           なげけとて 月やは物を 思はする

                かこち顔なる わが涙かな

 

 

  詠んだ人・・・西行法師(さいぎょうほうし お坊さん)

  詠んだ人のきもち・・・悲しめといって、月は私に恋の物思いをさせるのか。
             いや、そうではない。
             なのに月のせいにして、涙がこぼれてしまうよ。

       
       かこち顔・・・かこつける(何かのせいにする)という意味。
              ここでは、月のせいにする。