山里は 冬ぞさびしさ まさりける
人めも草も かれぬと思へば
詠んだ人・・・源宗于朝臣(みなもとのむねゆきあそん)
詠んだ人のきもち・・・山の中の里はいつもさびしいけれど
冬はいちだんとさびしく感じられるなあ。
人も来ないし草も枯れてしまうと思うと。
人め・・・人の出入り
か
かれぬ・・・人が離る(はなれる)という意味と
か
草が枯る(かれる)という意味の両方をあらわしている