komaの こまごまひとりごと

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子どもといっしょに百人一首 36

2016年03月11日 | 百人一首 桃札

 

                       いお  とま 
           秋の田の かりほの庵の 苫をあらみ

                         ころもで  つゆ
                       わが衣手は 露にぬれつつ

 

 

 詠んだ人・・・天智天皇(てんじてんのう 第38代天皇)

 詠んだ人のきもち・・・秋の田にたてられた仮の小屋は
            草であんだ屋根のあみ目があらいので
            そこで夜をすごしているわたしの着物のそでは
            ぬれつづけているよ。

 


      かりほ・・・稲を刈った穂、という意味と
           仮のいおり(小屋)という意味の両方をあらわしている
                                           
(競技かるたでは「かりお」と読みます)

     庵・・・草などをあんで作った粗末な小屋
         ここでは、刈り穂を見守るために作られた農業用の小屋のこと

   
     苫・・・アシやカヤなどの草をあんだもの

     あらみ・・・あらいので

     衣手・・・着物のそで

     露・・・夜露

                (百人一首、第一首目の歌です)

 

 

 


            


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