猫版!「坊ちゃん」

 夏目漱石の「坊ちゃん」を読んでいる。10年くらい前にも一度読んだけれど、いまのほうが面白い気がする。一回目に読んだ20代の頃は、文学というものには何か一筋縄ではいかない、小難しい要素が入っているものだというような気負いを持って読んでいたから、ストーリーの単純明快なところが期待はずれだったのかもしれない。
 いまはそんな気負いもないから、素直に坊ちゃんの真っ直ぐぶりが楽しめる。

(坊ちゃんが、赤シャツ、野だいこと釣りに行く場面です。)
コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )