里の駅 大原

 お天気がいいので、新緑を見に大原へドライブに行った。
 大原へ行くと、最近よく寄るのが、去年オープンした「里の駅 大原」。野菜やお餅を売っていたり、小さなお食事処があったりする施設で、特別何か魅力があるというわけでもないけれど、あまりほかに行くところも思いつかないので何となく寄る。オープンしたての頃は、テレビや地域情報誌でも紹介されたらしく、駐車場の空きを待つ車の列がずらりとできていたという話を聞いたけれど、いまは全然そんなことはなくて、ガラガラというわけでもないけれど、いつも駐車場は空いている。
 大原近郊でとれた旬の野菜を売っているけれど、やっぱり観光地だからか、とくに安いわけでもない。滋賀県なんかの道の駅で売っている地元の野菜の方がずっと安い。でもお餅は美味しいし、切花は安くて、そこいらの野山の花を刈ってきましたという感じだけど、シャガとか青麦とか、あと名前は知らないけれどたぶんセリ科の小さくて白い花がいっぱいついたのが何本も束になったのを買って帰った。お値段は、市内の花屋さんで買う青麦一本分くらいである。
 コーンからはみ出そうなくらい、ぐるぐるといっぱいアイスをのせてくれたソフトクリームを食べていたら、お店のおばちゃんが、もうすぐお餅つきがはじまるよと教えてくれた。スタッフのおっちゃんとおばちゃんがついてくれたお餅をその場で千切って丸めて、きな粉をまぶして即売してくれる。
 つきたてのお餅は温かくて柔らかくてよくのびた。お日さまはぽかぽかしているし、風は気持ちいいし、まわりはのどかな山里の風景だし、なんだかんだいって、楽しんで帰った。
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