今日は、羽後町体育協会の創立50周年が行われました。
記念講演は「平成の三四郎」ことバルセロナ五輪の金メダリスト、古賀稔彦さんのお話と実技指導でした。
一流のアスリートの話には、経験に裏打ちされた説得力のある話が多いのですが、今日の古賀さんの話にも期待を違わぬいい話が聞けました。
古賀さん曰く、「自分で自分の才能を引き出すのは、挑戦することから始まる。そして挑戦することで成長していくこと。」
「誰かのために、と思った瞬間に自分の持っている以上の力が出ること。そして、感謝の言葉が出ること」
などを、解りやすい言葉で、ユーモアを交えて話していました。
そして、私が最も感激した言葉は「勝利者を決めるのは、知識でも技術でもなく、意思の差だ」という言葉でした。
古賀さんの愛弟子のオリンピック2連覇の谷本歩美選手が、古賀さんからもらった大事にしてる言葉だそうです。
その後、柔道選手を相手に、一本勝ちするコツを自ら技をかけながら子どもたちに教えていました。
古賀さん得意の一本背負いを掛けているところです。
最後に、上の写真のように、子どもたちが全員で乱取りをして、講演を終了しました。
とても感動を頂いた一日でした。