鳩山内閣に政権交代して初めての臨時国会が今日召集され、約1ヶ月にわたって与野党の論戦が繰り広げられる。
今日は、鳩山総理の所信表明演説が行われ、歴史的な政権交代を「無血の平成維新」と位置づけ、官僚依存の政治から政治主導、国民主導の政治へ大胆に転換していくことを力強く宣言しました。
今回の総選挙で、私は民主党とその候補者を応援したのですが、この1ヶ月あまりの変化には正直ここまで変わるのかと思うほど、予想以上の変化が起きていると思います。
八ツ場ダムの中止宣言に始まって、3兆円近くの補正予算の執行停止、子ども手当の創設、羽田空港のハブ空港化、普天間基地の移転問題など、これまでの自民党政治では考えられないタブーとされた問題に大胆に切り込んでいることは、高く評価していいと思います。
昨日行われた、神奈川、静岡の参議院補欠選挙でいずれも民主党候補が勝ったことは、国民が現在の民主党中心の政治を支持している表れだと思います。
次は、来年度予算編成が試金石になるでしょう。膨大な借金を抱えるなかで、どれだけマニフェストで掲げた政策を実現できるのか、あせらず取り組んでほしいと思います。
選挙といえば、昨日は県内でも市長選挙や市議会議員選挙、県議補選などが行われました。
注目された仙北市長選挙は、県議会の仲間だった門脇光浩さんが現職にダブルスコアの差をつけて圧勝、同じく仙北市県議補選は私の高校時代の同級生だった佐藤雄孝くんが当選しました。
門脇さんには、持ち前の馬力と明るい性格で、市民の付託に応えて欲しいし、佐藤くんには同級生としていろいろな情報交換しながら、頑張って欲しいと期待しています。