今日は、地元羽後町仙道地区にある「西又ため池」の整備竣工式に参加してきました。
このため池は、昭和26~27年頃に地元の皆さんの労力奉仕によって作られた手作りのため池です。
上の写真はため池の前に建てられた記念碑で「高山 流水」の文字が刻まれています。標高400メートル近い山奥にあるため池にふさわしいすがすがしい言葉ですね。
上の写真はため池の堤体の上から見た全体の様子です。
紅葉が盛りを迎えており、湖面を渡る澄んだ風がさわやかでした。
羽後町にはこうしたため池が56箇所もあり、貴重な水源になっています。
祝賀会では地元に400年以上にわたって伝わる「仙道番楽」が披露され、コミカルな「三番叟」などを参加者と共に楽しんできました。
羽後町のため池はまだまだ整備を必要としているところがあり、単に用水の確保にとどまらず、豊な自然を守る施設として今後ともその必要性を訴えていきたいと思います。