今日は朝から抜けるような青空の広がる快晴のお天気で、地元羽後町の飯沢地区にある国指定の重要文化財である「鈴木家住宅」を見てきました。
以前に何度も見ていますが、実は昨日、このお宅と近くの旧飯沢小学校を会場に「美少女イラスト秋まつり」という企画が行われたので、その様子を聞きに行ってみたのです。
昨日は他の用と映画鑑賞があったので、このイベントを見ることができなっかたのです。
知ってる方も多いと思いますが、ここ数年羽後町は「美少女イラスト」で大ブレイクしており、カリスマイラストレーターと言われる「西又 葵」さんのデザインした美少女イラストを使った「うご農協のあきたこまち米」や「羽後牛カレー」お酒やいちごなどが「おたく」といわれる人たちを中心に爆発的に売れており、地域おこしの起爆剤になっています。
地元出身の山内くんという青年が仕掛け人で盛り上がっており、今回の企画もそうした一環で、茅葺屋根の古い住宅を舞台にイラストコンテストをしようというものです。
この方は、鈴木家46代目の当主「鈴木杢之助重廣」さんです。
鈴木家は源義経の郎党、鈴木三郎重家を祖先とし、800年以上の歴史を有し、この建物も300年から350年前の江戸時代前期の建物だそうです。
昭和48年に国の重要文化財に指定されてから、2度の大修理が行われ、2年程前にも蔵の修理を1億円以上かけて行われました。
今もこのお宅に住んでおり、こうした文化財に住んでいる「民家」というのは大変貴重で、写真のように天井がないので、冬の寒さは外と同じだそうです。
昨日のイベントでは様々なコスプレを着た人たちがたくさん訪れ、記念写真などを撮っていったそうです。
普段は静かな山村の民家ですが、ご主人の鈴木さんは時にはこうしたイベントもいいもんだ、と話しておられました。
茅葺民家を題材にした美少女ポスターも大人気で大変売れています。
その後、役場の前の活性化センターで開かれている新そばまつりに寄ってきました。
1000円のチケットで冷がけそばと温かいそばが食べることができます。
ご覧のように、10人以上のそば打ち職人の人たちが懸命にそばを打っていました。
たくさんのそば好きの人たちが行列を作っていました。私も20分位待っていただきました。
新そばの香りが効いていて、おいしいそばになっていました。