熊本・大分の大地震は、依然として強い余震が続き、死者41人、不明者11人、避難者11万人と、甚大な被害となっています。
改めて亡くなられた方の御冥福をお祈りし、被害に遭われた方にお見舞い申し上げます。
多数の家屋が倒壊し、土砂崩れが発生するなど、東日本大震災とは違った被害の発生に、ただただ驚くばかりです。
一方、昨日から今朝にかけて日本列島全体に強風が吹き荒れ、わが町でも8時30分現在で、1人の方が軽傷を負い、家の屋根のトタンが飛ばされたり、パイプハウスが倒壊したり、ハウスや畑のビニールが飛ばされるなど、多くの被害が確認されました。
朝一で庁内会議を行なって被害の確認と調査を指示しましたが、老朽化した空き家などからの飛散物に多くの苦情が来ているとの報告が寄せられました。
危険な空き家には、網をかけるなどの応急措置をしていますが、私有財産である空き家に手をかけるには、まだまだ多くの法的ハードルがあり、その対策に苦慮しています。