今回の研修テーマは農業、環境、観光の3つですが、2班に分かれてそれぞれのテーマの場所を訪問します。
私たち2班は、昨日の農場訪問に続いて、環境保護施設とラグビースタジアムを見学しました。
アラタキ自然保護地域は12万haに及ぶ自然公園で、先住民族であるマオリが住んでいましたが、その後異邦人によって木が伐採され裸山になりました。
その後、徐々に木を植えて復元し、現在はローカルボードという地域組織が自然保護活動をしています。
ビジターセンターで自然保護の説明などを受けました。
午後は丘の上に立つ博物館を見学しました。
ここは海を渡ってニュージーランドにやって来た、ポリネシア系の文化などを中心に展示していますが、テーマは戦没者を悼むとなっており、第二次世界大戦中の名飛行機と言われた、日本のゼロ戦や連合軍のスピットファイアなどの実物が展示されていることには驚きました。
ニュージーランドの人は争いを好まず、戦争展示をすることで戦争の悲惨さを訴えているそうです。
ニュージーランドと言えば、オークランドに本拠地を置く世界一のラグビーチーム、オールブラックス。
前回のラグビーワールドカップで決勝戦が行なわれた「エデン・パーク・スタジアム」を見学する事ができました。
向かって左がラグビーアカデミーGMのアントさん、右がコーチのブレディさん。2人ともオールブラックスの名プレーヤーで国民的英雄だそうで、記念写真を撮ってもらって感激しました。