「バスラの図書館員ーイラクで本当にあった話ー」(5分半)
ジャネット・ウインター:絵・文
長田弘:訳
晶文社:発行
2006.4初版
2008.9第6刷(1,600円)
バスラは世界にむかって開かれたイラク最大の港町。
イラクの文化的中心都市だ。
アリア・ムハンマド・バルクさんはバスラの女性図書館員。
バスラの図書館は、本を愛するイラクの人たちが集まってくるところ。
2003年春、イラクへの侵攻がバスラに達し、図書館の本を守るため、みんなに助けを求め、夜三万冊の本をみんなの家に運び込んだ。
図書館が焼失したのは、その9日後だった。
(紹介文より)
この出来事を報じたニューヨークタイムズの記事から生まれたお話。