アンの絵本日記&g

大人にも楽しめる絵本の紹介と
稲垣吾郎さんについて(時々)語ります。

今日の絵本

2023-11-20 12:19:27 | 絵本
「鳥よめ」(9分半)
あまんきみこ:作
山内ふじ江:絵
ポプラ社:発行
2014.12第1刷(1300円)

灯台を守る若者、周平さんのもとに若い娘がやってきました。
娘は、周平さんに命を助けられた鳥だといい、やがて二人は仲のいい夫婦となりました。
ところが、幸福な日々に戦争のかげがしのびより・・・・・。

最後は泣いてしまいそうになる。
戦争でいい事なんて、ひとつもない。

今日の絵本

2023-11-19 15:16:53 | 絵本
「あおを はっけんした ちいさな ヤン」(6分半)
ジャン‐リュック・アングルベール:作
はしづめちよこ:訳
イマジネイション・プラス:発行
2023.9第1刷(1700円)

世界でも有名な絵描きの先生がいる職場へ毎日通う、職人見習のヤン。
見習いの中でも一番下の立場であるヤンは、いつもひとりだけ残ってそっと絵を描きます…先生の真似をして。
ある日、伯爵夫妻が訪ねてきて、一番美しい「青」でドレスを描いて欲しいと頼まれますが、、、
実は「青」の絵具はとっても貴重!そして残り少ない。。。
先生は見習い職人たちに、世界中のあらゆる国へ出かけて探して!と言います。
そして、ひとり残ったヤンは、先生の言いつけで「赤」の絵具を作っていましたが・・・。

あとがきで、「プルシャンブルーの誕生」の話が綴られている。
色の世界も奥が深い。

今日の絵本

2023-11-18 15:26:06 | 絵本
「ハルルさんのひでんカレー」(5分半)
すずきもも:作
佐々木十美:協力
アリス館:発行
2022.11初版(1400円)

19種類のスパイスの入った、ハルルさんの秘伝のカレー。
どうやってできるのかな?

北海道置戸町で約40年、小中学校の給食を作っていた栄養士さんが協力されて仕上がった絵本らしい。
「狂牛病」が発生したため、「牛エキス」が入ったものを食材として使えなくなった経緯があり、ルウを手作りするようになったとか。
子どもたちに栄養があり、かつ楽しく食べてもらえるよう、日々努力されている方たちのおかげで美味しい給食ができあがるのだ。

※我が家の子たちが小学校に通っていた頃、給食費を払わない(払えないのではなく)親が存在していた。
さらに、払っていた親の中には、「金を払っているのに、何故『いただきます』って言わなあかんねん!」と言う親も😰
そんなことも懐かしく💧思い起こせた絵本だった(^^;

今日の絵本

2023-11-17 10:37:21 | 絵本
「お葉つきいちょう」(5分半)
森はな:作
梅田俊作:画
サンリード:発行
1987年(980円)

<人生は出合い>と冒頭に著者が記している。
そうかも知れないです。
(個人的には出合いたくなかった人もいるけど💧)

兵庫県指定天然記念物として、加西市殿原町の山に現存する「お葉つきいちょう」の木。
その木のもとで育った、さくらちゃんと育てたおじいさんにまつわる不思議なお話。

今日の絵本

2023-11-16 10:01:20 | 絵本
「針つくりの花むこさん」(7分)
瀬戸内寂聴:文
たなか鮎子:絵
講談社:発行
2007.9第1刷(1400円)

インドのお話。
瀬戸内寂聴さんの解説によると…

ジャータカ(釈迦の前世物語)の中の話。
インドには釈迦の生きていた二千五百年前から、すでに厳然とした階級制度が確立していた。
カーストといわれるのがそれで、バラモン、クシャトリア、ヴーイシュヤ、シュードラの四種類の階級が定められていた。
(この絵本は)差別を超えた当人同士の愛による結婚こそ正しい、と説いた話。



今日の絵本

2023-11-15 17:07:02 | 絵本
「ひつじの王さま」(3分)
オリヴィエ・タレック:作
あさのあつこ:訳
くもん出版:発行
2015.12初版第1刷(1500円)

ひつじの王さまがしたことは、立派な王座、立派なベッドを用意して、それから法律をつくること。
それからそれから・・・。
ひつじの王さまに最後に待っていたものは?

たまたま風で飛んで来た青い王冠。
ひつじのルイの頭に乗った。
そして最後は???
王冠が乗ったら王さま、、、なの!?
だとしたらこの先注意!

あさのあつこさんが別紙にしたためた「作者のことば」子どもと呼ばれるみなさんへ、も合わせて読みたい。

今日の絵本

2023-11-14 16:25:36 | 絵本
「ピエロの あかいはな」(4分)
なつめよしかず:作
福音館書店:発行
2013.11(1300円)

くしゃみと共に赤い鼻がどこかへ飛んで行った、サーカス団のピエロさん。
そこへやって来た、ねずみさん。
喜んで遊んでいたら、赤い鼻は次の動物の所へ。
どんどんピエロさんから離れていく鼻!
最後は、可愛い交換!?
ピエロさんは無事に鼻を取り戻せたのかな(^^;

今日の絵本

2023-11-13 11:36:14 | 絵本
「わたしの おにんぎょうさん」(4分半)
でくねいく:作・絵
偕成社:発行
2023.9初版第1刷(1600円)

明日は友だちの誕生会。
お母さんがプレゼント用に作ってくれたお人形を持って、お出かけした私。
ところが途中でお人形が喋って動き出したから、さあ大変!

人形は他所へ行くのが嫌だったのかな???
でも、お友だちも何だか可哀想。
少し自分勝手すぎへん!?お人形さん!と感じたのは私だけ?

今日の絵本

2023-11-12 17:20:45 | 絵本
「しっかりママにつかまって!」(5分半)
市川里美:作
BL出版:発行
2022.6第1刷(1500円)

私の名前はリンバ。
日本からずっと南にあるボルネオ島に住んでいるの。
この島は、世界でもっとも古い森におおわれているのよ。
昨日、森でオランウータンの親子を見たよ。
今日も会えるかな・・・。
(紹介文より)

ぎゅっ!の瞬間の笑顔がいいね(^^)

今日の絵本

2023-11-11 16:46:52 | 絵本
「クロべぇ」(3分)
ふくだいわお:作
光村教育図書:発行
2021.12第1刷(1300円)

ぼくが生まれる前から居た犬のクロべぇ。
クロべぇとぼくは、よく散歩する。
ふたりで散歩する様子を描いたお話。
表紙のクロべぇは愛想が無い表情だけど、、、
本当は???